KRY山口放送

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新米のシーズンです。コメの価格は「令和のコメ騒動」と言われた去年までと比べて低く、消費者の財布には優しい一方、農家にとっては収入減につながります。

JA山口中央会が記者会見を開き、農家を支えるためにも県産米をもっと食べてほしいと呼びかけました。

(JA山口中央会・中嶋義継会長)
「農家がコメ作りをやめて離農することがないよう、安定した収入を確保していく対策が必要。とにかく県民の皆さんにお米を食べてもらいたい」

JA山口中央会が県産米の関係で記者会見を開くのは初めてで、「コメ離れ」への強い危機感があります。

県内の農家によりますと、JA山口県が農家に支払うコメの前払い金=概算金は、60kgコシヒカリの1等米で1万6380円と、去年より1万円程度低くなっています。

業界団体が公表している生産コストは2万円余りと、概算金よりも高く、農家の経営が苦しくなることが見込まれます。

最新の国の調査では、県内の基幹的農業従事者は5年間で30%以上減り、全国を上回るペースで減少しています。

そしてその平均年齢は72.5歳と、全国最高齢です。

(JA山口中央会・中嶋義継会長)
「コメの需給が緩和してきている。農家がコメ作りを続けていける環境を守っていくことがぜひとも必要で、食料安全保障の要になる」

県産米の消費拡大に向けては、県が今年度、1kg増量キャンペーンを実施しているほか、JAも直売所での試食会などを通じて発信を強めていく考えです。