RKC高知放送

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高知県が進める消防広域化の実現に向けて市町村長をメンバーとする実務協議会が9月3日、高知市で開かれました。
県は、3日の会合で今後の大きな方向性を決めたい方針でしたが、突如、須崎市の楠瀬市長が協議会からの離脱を表明しました。

3日、高知市で開かれた第2回県消防広域化に関する実務協議会。
県内15の消防本部を1つにまとめる「消防広域化」の実現に向けて県は、2026年度中に実施計画案の作成を目指し、3日の会合で今後の方向性を固める採決をおこなう予定でした。

会合では、広域化した場合に職員の処遇を均一化することや、広域化により財政負担が増える16市町村については、県が国と協議の上、100パーセント財政措置をして負担を解消することなど、これまでに協議された内容を県が説明。

その後の意見交換で、突如、オンラインで参加していた須崎市の楠瀬耕作市長が実務協議会からの離脱を表明しました。

高知放送の取材に対し、楠瀬市長は―

■須崎市 楠瀬市長
「反対と言うか、いろんな議論があって、そこをひとつひとつ、つぶしていくには時間が足らなすぎるかなと。高幡広域組合は既に広域化してそれでまだ試行錯誤しておる段階だということをぜひお分かりいただきたい」

会合は約30分中断した後再開しましたが、方針を固めるための採決を取ることについても意見が分かれます。

■高知市 桑名市長
「須崎市が離脱したということを前提にこれからこの広域化をどう考えていくのかというところで一回出直すということが私は必要ではないかなと思いますので」

結局、採決を取るかどうかの採決は「見送るべき」が多数を占めました。

■茺田知事
「今回の協議会の結果は大変残念です。須崎市長さんいろいろお考えあったんだと思いますけれども、やはり行政をやる方としていろんなご意見あるのは分かるんですけれども、大きなご意見あるのであれば事前にご相談をいただきたかったというのが正直なところです」

協議会の規約に離脱の項目はないため、県は今後、早急に今後の具体的な進め方を決めるための総務部会を開くことにしています。