島しょ国、温暖化対策訴え 国連報告書公表受け

【コロール共同】太平洋島しょ国の気候変動対策責任者らは2日、地球温暖化を巡る国連環境計画(UNEP)の報告書公表を受け、パラオ・コロールで記者会見した。産業革命前からの気温上昇が数年以内に世界平均で1.5度を超えるとの警告に関し、温室効果ガスの徹底削減でそれ以下に抑える「シナリオに戻すことは可能」として国際社会に対策を求めた。
島しょ国では海面上昇による国土減少が現実化。海の環境が変わり漁業に影響が出るとの危機感も強い。ツバルのタリア気候変動相は「報告書は沿岸部の住民に衝撃を与えた」とし、1.5度を超えれば被害は「甚大になる」と語った。
