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空力性能の改善で最大430kmへ

ルノーは、欧州で販売している小型EV『5 Eテック』のマイナーチェンジモデルを発表した。新たなライバル車に対する競争力を高めることを目的に、航続距離の延長と新色の追加を行った。

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2024年に発売された5 Eテックは、レトロなデザインと比較的手頃な価格設定により人気を博している。今回の改良では、より滑らかな形状のサイドミラーおよびボディ下部トリムの採用によりエネルギー消費効率が向上し、1回の充電あたりの航続距離がわずかに伸びた。


ルノー5 Eテック(改良型)    ルノー

40kWhバッテリーを搭載する『アーバンレンジ』は、公称航続距離が5km増の315kmとなり、人気の高い52kWhの『コンフォートレンジ』は20km増の430kmとなった。

まもなくLFPバッテリーも導入

ルノーはまた、今後数週間のうちにエントリーモデルに搭載されている40kWhバッテリーを、より小型の『トゥインゴ』用36.5kWhリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーに交換すると発表した。現行のニッケル・マンガン・コバルト(NMC)バッテリーよりもエネルギー密度が高いとされ、航続距離は305kmになるという。

家庭用充電器では最大6.6kW、公共の急速充電器では最大80kWでの充電が可能となるが、これは他のモデルよりもわずかに遅い。


ルノー5 Eテック(改良型)    ルノー

LFPバッテリーはNMCバッテリーよりも安価だが、新しいエントリーグレードの車両価格が現在の2万1495ポンド(約465万円)よりも安くなるかどうかについては、まだ確認されていない。

日産マイクラと同じ「赤」が登場

今回の改良では、新たなカスタマイズオプションも追加された。同じフランスのドゥエー工場で生産されている兄弟車、日産マイクラと同じレッドのボディカラーが新たに選択可能となった。星模様のルーフや、グレーのルーフラインも選べる。

『テクノ』および『アイコニック』グレードには、ゴールドのホイールもオプションとして用意されており、ミッドナイトブルーのボディカラーと組み合わせると、1990年代のホットハッチ『クリオ・ウィリアムズ』を彷彿とさせる外観になる(記事冒頭の画像)。


ルノー5 Eテック(改良型)    ルノー

インテリアでは、アイコニックグレードのシートが、従来のイエローからブルーとグレーの仕上げに変更された。

また、スマートフォン用のワイヤレス充電器が搭載され、過熱を防ぐと同時に、1時間でスマートフォンのバッテリーを50%まで充電できるという。

さらに、ドライブモードセレクターボタン「マルチセンス」は廃止となった。代わりに、スロットル操作に応じて走行モードを自動調整する「スマート」機能が採用された。