Google製スマホ「Pixel 11」「Pixel 11 Pro」「Pixel 11 Pro Fold」のカメラ性能を実際に撮影して比較してみたよレビュー

Google製スマートフォン「Pixel 11」「Pixel 11 Pro」「Pixel 11 Pro XL」「Pixel 11 Pro Fold」が2026年8月20日に登場しました。Pixel 11シリーズは4機種とも同じSoCを搭載しており、最も大きな違いは「背面カメラの性能」です。GIGAZINE編集部では「Pixel 11」「Pixel 11 Pro」「Pixel 11 Pro Fold」の入手に成功したので、実際に色んな写真を撮影してカメラ性能を比べてみました。
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・目次
◆1:Pixel 11シリーズのカメラスペック
◆2:各ズーム倍率の描写性能
◆3:マクロ撮影
◆4:夜間撮影
◆5:食べ物撮影
◆6:まとめ
◆1:Pixel 11シリーズのカメラスペック
「Pixel 11」「Pixel 11 Pro」「Pixel 11 Pro XL」「Pixel 11 Pro Fold」の仕様は以下の通り。スマートフォンの演算性能を決めるSoCは4機種とも同じ「Tensor G6」を採用しており、目立つ差は本体の大きさとRAM容量とカメラの性能です。
モデルPixel 11Pixel 11 ProPixel 11 Pro XLPixel 11 Pro Foldディスプレイ大きさ:6.3インチ
種類:Actuaディスプレイ
解像度:1080×2424ピクセル
リフレッシュレート:60~120Hz
カバーガラス:Corning Gorilla Glass Victus 2
最大輝度:2000ニト
ピーク輝度:3000ニト大きさ:6.3インチ
種類:Super Actuaディスプレイ
解像度:1280×2856ピクセル
リフレッシュレート:1~120Hz
カバーガラス:Corning Gorilla Glass Victus 2
最大輝度:2400ニト
ピーク輝度:3600ニト大きさ:6.8インチ
種類:Super Actuaディスプレイ
解像度:1344×2992ピクセル
リフレッシュレート:1~120Hz
カバーガラス:Corning Gorilla Glass Victus 2
最大輝度:2400ニト
ピーク輝度:3600ニト外側
大きさ:6.5インチ
種類:Super Actuaディスプレイ
解像度:1080×2342ピクセル
リフレッシュレート:1~120Hz
カバーガラス:ガラスセラミック
最大輝度:2000ニト
ピーク輝度:3600ニト
内側
大きさ:8インチ
種類:Super Actua Flexディスプレイ
解像度:2076×2152ピクセル
リフレッシュレート:1~120Hz
カバーガラス:超薄型ガラス
最大輝度:2000ニト
ピーク輝度:3600ニトSoCTensor G6ストレージ/RAM256GB/12GB
512GB/12GB256GB/12GB
512GB/16GB
1TB/16GB256GB/16GB
512GB/16GB背面カメラ48メガピクセルの広角カメラ
13メガピクセルのウルトラワイドカメラ
10.8メガピクセルの望遠カメラ50メガピクセルの広角カメラ
48メガピクセルのウルトラワイドカメラ
48メガピクセルの望遠カメラ48メガピクセルの広角カメラ
10.5メガピクセルのウルトラワイドカメラ
10.8メガピクセルの望遠カメラ前面カメラ10.5メガピクセル42メガピクセル前面カメラ:10メガピクセル
インナーカメラ:10メガピクセルバッテリー4985mAh
30Wの充電器で30分で最大55%充電
最大25Wのワイヤレス充電4850mAh
30Wの充電器で30分で最大55%充電
最大25Wのワイヤレス充電5115mAh
45Wの充電器で30分で最大75%充電
最大25Wのワイヤレス充電4806mAh
30Wの充電器で30分で最大50%充電
最大25Wのワイヤレス充電OSAndroid 17寸法高さ152.8mm×幅72mm×厚さ8.6mm高さ152.7mm×幅71.9mm×厚さ8.4mm高さ162.7mm×幅76.5mm×厚さ8.5mm折りたたみ時
高さ155.2mm×幅76mm×厚さ10.1mm
展開時
高さ155.2mm×幅150.4mm×厚さ5mm重量197g204g226g239g価格13万6800円~17万4800円~20万7800円~27万9900円~
Pixel 11の背面カメラは「48メガピクセルの広角カメラ」「13メガピクセルのウルトラワイドカメラ」「10.8メガピクセルの望遠カメラ」の3眼構成です。

Pixel 11 Proは「50メガピクセルの広角カメラ」「48メガピクセルのウルトラワイドカメラ」「48メガピクセルの望遠カメラ」の3眼構成。

Pixel 11 Pro Foldは「48メガピクセルの広角カメラ」「10.5メガピクセルのウルトラワイドカメラ」「10.8メガピクセルの望遠カメラ」の3眼構成です。広角カメラと望遠カメラの画素数はPixel 11と同じで、ウルトラワイドカメラはPixel 11シリーズの中で最も低画素です。

なお、Pixel 11 Pro XLの背面カメラはPixel 11 Proと同一仕様なので、Pixel 11 Pro XLの購入を検討している場合はこの記事内のPixel 11 Proの作例を参考にすればOKです。
◆2:各ズーム倍率の描写性能
というわけで、「Pixel 11」「Pixel 11 Pro」「Pixel 11 Pro Fold」で色んな写真を撮影してみました。記事中の作例写真は横幅を800ピクセルに縮小したもので、各写真をクリックすると縮小前のオリジナル写真を確認できます。
まず、同じ場所を異なるズーム倍率で撮影してみます。Pixel11シリーズは0.5倍だとウルトラワイドカメラ、1倍だと広角カメラ、5倍だと望遠カメラで撮影し、その他の倍率はデジタルズームで補う仕組みです。Pixel 11で0.5倍で撮影した写真が以下。

同じ場所をPixel 11 Proで0.5倍で撮影。

Pixel 11 Pro Foldでも0.5倍で撮影。昼間の屋外で撮影すると3機種で大きな差はありません。

Pixel 11で1倍で撮影。

Pixel 11 Proで1倍。

Pixel 11 Pro Foldで1倍。

Pixel 11で5倍。

Pixel 11 Proで5倍。

Pixel 11 Pro Foldで5倍。やはり明るい昼間の屋外ならどのズーム倍率でも大きな差はでません。

Pixel 11の最大ズーム倍率で30倍で撮影。粗が目立つ仕上がりです。

Pixel 11 Proは最大120倍までズーム可能。しかし、標識の「自転車を除く」という文字がグチャグチャになってしまいました。

Pixel 11 Pro Foldの最大倍率はPixel 11と同じ30倍です。

Pixel 11 Proの120倍ズームは「超解像ズーム Pro」という名称で、AIによって画像を補完する仕組みです。上記の標識の例では文字の復元に失敗してグチャグチャになってしまいましたが、被写体によってはキレイに仕上がることもあります。例えば、以下の中央に位置しているクロネコヤマトのロゴを120倍で撮影してみます。

120倍で撮影した結果が以下。こんな感じに、フラットな被写体ならキレイに描写できます。

◆3:マクロ撮影
Pixel 11シリーズのマクロ撮影性能を比較してみます。一万円札の渋沢栄一の顔にピントが合うギリギリの距離までPixel 11を近づけるとこんな感じ。

Pixel 11 Proではかなりの距離まで近づけます。

Pixel 11 Pro Foldもかなり近づけました。

Pixel 11でギリギリまで近づいて撮影した写真が以下。

Pixel 11 Proだとここまで近づけます。

Pixel 11 Pro Foldもかなり近づけます。マクロ撮影ではPixel 11が明確に劣り、Pixel 11 ProとPixel 11 Pro Foldに軍配が上がりました。

◆4:夜間撮影
暗めの場所での撮影性能も比較します。夜間の道路をPixel 11で撮影。

Pixel 11 Proで撮影。クリックして原寸大画像を確認するとPixelと比べて細部をクッキリ撮影できていることが分かります。

Pixel 11 Pro Foldだとこんな感じ。

別の場所をPixel 11で撮影。

Pixel 11 Pro。

Pixel 11 Pro Fold。

もう1カ所撮影。Pixel 11。

Pixel 11 Pro。

Pixel 11 Pro Fold。スマートフォンの小さい画面だと大きな差はありませんが、原寸大画像を見るとPixel 11 Proが最も解像感が高いことが分かります。

◆5:食べ物撮影
編集部の近くにあるネパール食堂バルピパルでダルバートを撮影。

Pixel 11 Pro。

Pixel 11 Pro Fold。

鶏肉のタンドール焼きをPixel 11で撮影。少し白っぽく写りました。

Pixel 11 Proだと肉眼で見た記憶に近い色合いで撮影できました。

Pixel 11 Pro Foldだとこんな感じ。

鶏肉に近づいてPixel 11で撮影。被写界深度が浅くて、中央以外はボケています。

Pixel 11 Proだと周辺までピントが合いました。

Pixel 11 Pro Foldでも周辺までピントが合います。

◆6:まとめ
「Pixel 11」「Pixel 11 Pro」「Pixel 11 Pro Fold」のカメラ性能を比較した結果、昼間の屋外では大きな差はなく、暗い場所でもスマートフォンの小さい画面で見るだけなら気になるような差はありませんでした。一方で、マクロ撮影や暗めの飲食店での食べ物撮影ではPixel 11の性能の低さが目立つ結果となりました。
カメラ性能の検証に続いて、ベンチマークスコアやバッテリー持続時間を検証するレビュー記事も近日公開予定なので乞うご期待!
・つづき
「Pixel 11」「Pixel 11 Pro」「Pixel 11 Pro Fold」のベンチマークスコア&バッテリー持続時間&充電速度を実際に検証してみたよレビュー - GIGAZINE
