巨人 阪神戦6連敗で自力V消滅 失点つながった申告敬遠に橋上監督代行「選択ミス」
◇セ・リーグ 巨人1―4阪神(2026年8月29日 甲子園)
痛い連敗だ。今季の118試合目で、巨人は自力優勝の可能性が消滅し、阪神にマジック点灯を許した。橋上監督代行が「ベンチとしての選択。結果を考えれば選択ミスだった」と振り返ったのは4回。勝敗の分岐点となった。
今季は甲子園で2戦2勝だった田中将は3回まで2安打投球だった。0―0の4回に2死二塁とすると、ベンチは左打者の高寺を申告敬遠。右打者・坂本との勝負を選んだ。橋上監督代行は「(打者の)右、左。あとは現在の状態や元々の打者の質、その前であれば打撃内容とかを加味した総合的な判断」と説明した。田中将は右打者の坂本を試合前まで6打数1安打と抑えていた。だが、采配が裏目に出た。結果は決勝の左前適時打になった。
2カ月半ぶりの登板で、田中将も「坂本選手をしっかり抑えられればなんてことはなかった」と悔やんだ。3回途中から雨が降り始め、この回に雨脚が強くなる不運もあったが「どんな状況であれ審判が止めない限りはやらないといけない」と言い訳はしなかった。
逆転優勝への大一番として乗り込んだ敵地で2戦続けて力負け。覇権奪還への道は極めて険しくなった。阪神戦は6連敗で、7勝15敗と大きく負け越し。指揮官は「目の前の試合を精いっぱい戦って勝っていくほかはない」と言った。直接対決は30日の3戦目を含めて残り3試合しかない。(田中 健人)

