ハワード(C)日刊ゲンダイ

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 2位巨人が28日の阪神との首位攻防3連戦の初戦で完敗を喫した。

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 首位阪神に1.5ゲーム差で臨んだが、いきなり出鼻をくじかれた。初回に先発のハワードが近本に先制本塁打を許すと、さらに三回1死一塁から3番・森下に左前打、1死一、二塁となって4番・佐藤輝に右前適時打を浴びた。5番・大山にも右前にタイムリーを打たれて3点目を失った。この日、巨人投手陣は森下に2安打を打たれた。

 巨人は今季2勝3敗、防御率2.19と苦手としている阪神先発の村上に対しても、打線は四回までパーフェクトに抑え込まれ、七回に犠飛で1点を返すのがやっとで4敗目を献上。橋上監督代行は「(村上の)メインは真っすぐとカット。そのカットボールはもちろん意識して打ちにいってるけど、なかなか技術的に捉え切れない」と白旗である。 

 8月11日からの東京ドームでの阪神との3連戦で、巨人投手陣は森下と佐藤輝に計7本塁打を許して3連敗。かつてヤクルト野村克也監督の下でID野球を学び、巨人では戦略コーチを務めた橋上監督代行は、阪神のクリーンアップ対策に時間を割いたという。「大胆にインコースをつくこと」などをバッテリー間で確認したはずだったが、攻めきれなかった。この試合の前まで巨人戦の打率.329の森下、同.380の佐藤輝、さらに同.250の大山にも痛打を浴びた。

 これで阪神との直接対決5連敗。ゲーム差は2.5に広がった。「苦手意識かどうかはなんとも言えないけど、対戦成績が良くはないのは事実」と歯切れが悪かった橋上監督代行。

 巨人は29日に敗れるか引き分けると、阪神に優勝マジックが点灯する。3位DeNAとは10ゲーム差。万策尽きた巨人は、どうやら2位“独走”となりそうな雲行きである。