24時間テレビ、様々な「家族の形」描く…駅伝の強豪・青学の原晋監督と学生の共同生活密着も
毎夏恒例の日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ49―愛は地球を救う―」が、8月29日午後6時半から30日午後8時54分にかけて放送される。
今年のテーマは「わたしの家族の話〜あなたは誰を想(おも)う?〜」。天野英明総合プロデューサー(P)は「血のつながりだけではない、様々な家族の形を描きたい」と意気込みを語る。
「家族」をテーマにしたのは、増田雄太・総合演出と話し合いを重ねる中で「昨今の家族の形が多様化し、人の数だけ家族の形がある」と感じたからだ。では、子どもや両親がいない人は仲間はずれなのかというと、そうではないという。「仲間や、家族と思えるような存在。そういう人を思い浮かべながら見てほしい」
そんな“家族”の一例として箱根駅伝の強豪・青山学院大の陸上競技部を特集する。原晋監督夫妻の間に実子はいないものの、これまでに約350人の部員を育て上げてきた。原監督は昨年、アスリートたちの父親として「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」も受賞している。番組では東京・町田の寮を俳優の大泉洋が訪問し、学生たちとの共同生活に密着する。
星野真里走る
今年のチャリティーランナーは俳優の星野真里。長女が「先天性ミオパチー」という筋肉の難病を抱えていることを公表しており、「すべての子どもたちが自分の居場所を選べる世の中になってほしい」という願いを込めて走る。
2024年から始まった「目的別募金」では、星野が「できた!を増やす子ども募金」と題して子どもたちの未来のための募金を行う。また、喉頭がんで声を失った音楽プロデューサー・つんく♂の家族を描くスペシャルドラマの放送にちなみ、「いのちをつなぐ がん募金」も実施。つんく♂の妻役としてドラマに主演する北川景子が、がん対策への支援も訴えていく。
大合奏に挑戦
総合司会は内村光良、羽鳥慎一、水卜麻美の3人。今回、初めて総合司会を務める内村は、同局では「世界の果てまでイッテQ!」「スクール革命!」「THE突破ファイル」など複数番組にメインでレギュラー出演している。天野総合Pは「番組が一つの家族だとしたら、内村さんは本当に温かく優しく包み込んでくださる存在」と“父親”的な役割を期待しているという。
今回、内村が中心となる企画がある。司会者やメインの出演者らが未経験の楽器に挑戦する「大合奏パフォーマンス」だ。天野総合Pは「内村さんだからこそ、みんなを巻き込んでいける。星野さんのマラソンの終盤に、みんなで応援する形式なので、その思いが届けば」と語る。
今年で49回目の長寿番組。「チャリティー番組の本質を追究することは変わっていない。支援を必要としている人がいて、昨年も20億円以上の寄付をいただくことができた。見た人の生活がより良くなるきっかけになれば」と天野総合Pは力を込めた。(田上拓明)
