YouTubeチャンネル「【世界経済情報】モハPチャンネル」が、「【中国経済】香港の金融街が活況になっているというんは本当なのか!見逃せない金融業界で起こっている事実!」を公開した。動画では、かつて「オワコン」と言われた香港の金融街が活況を取り戻している背景と、その実態について詳しく解説している。

香港は2020年代に入り、国安法の施行による監視強化やシンガポールの台頭により、西側の金融機関や人材が流出。「アジアの金融ハブではなくなった」と言われていた。しかし最近、オフィスの需要回復やビザ申請数の増加など、金融街が活況を呈している。

活況の理由として、動画では2つのポイントを挙げている。一つは、香港金融当局による投資ファンドや人材の誘致だ。成功報酬に対する非課税措置を拡大することで、ヘッジファンドなどを引き付けている。もう一つは、AIやテクノロジー企業の資金調達(IPO)の活発化だ。中国のテクノロジー企業が香港市場で大規模な資金調達を行っており、関連する金融取引が盛んになっている。

しかし、こうした動きについて動画では「国際的な金融ハブとして再び注目を集めているというわけではなくて、あくまで中国の一部としての発展だ」と指摘する。シンガポールや欧州の金融機関が香港に戻る動きもあるが、それは目先の経済的な利益によるものであり、欧州諸国の接近もトランプ政権の動向を受けた一時的なものだと分析している。

香港の金融市場は活況であるものの、「一つの中国の中で起こっていること」であると断言。以前のような国際的な金融都市に戻ることは難しく、今後は中国の一部としての動きを強めていくとの見方を示し、状況を冷静に見極める必要性を説いた。

チャンネル情報

【世界経済情報】モハPチャンネル ●元機関投資家による、世界の経済ニュースをわかりやすくお伝えするチャンネルです。 ●特に、金融市場で起こっていることを、金融に詳しくない方にもわかるように解説しています。 ●また、日本のメディアではあまり報道されない、国際情勢についても情報発信しています。