政府、エネルギー安定確保のため新計画 “ホルムズ海峡を通らず原油調達”代替パイプラインの建設支援など盛り込む
政府は、中東情勢の混乱を受けて、エネルギー安定確保のための新たな計画をまとめました。ホルムズ海峡を通らずに原油を調達するための、代替パイプラインの建設支援などを盛り込んでいます。
高市首相
「我が国のエネルギー構造を需給両面から強靱化する取り組みを強化してまいります」
新たな計画では、ホルムズ海峡を通らずに原油調達が可能となる代替パイプラインの建設支援を行う方針です。
UAE(=アラブ首長国連邦)では、ホルムズ海峡を迂回して原油を輸出するための代替パイプラインを新たに建設中で、これらを念頭に支援することで原油調達リスクの抑制を狙います。
また、調達に混乱が生じたナフサに関しては、揮発しやすく備蓄に向かないため、原料となる原油を「ナフサ利用分」も含めて備蓄する方針です。
また、化石燃料依存の低減を進めるため原発を最大限活用するほか、「ペロブスカイト太陽電池」や地熱など、再生可能エネルギーの産業基盤構築なども盛り込んでいます。
政府は、これらの計画を具体化した「パワーGX戦略」を年末までに取りまとめる方針です。