オウムの後継団体「アレフ」 “国内最大拠点”の施設内 祭壇には松本智津夫元死刑囚の写真も 札幌市
オウム真理教の後継団体「アレフ」。
その国内最大の拠点が札幌にあります。
地下鉄サリン事件から30年以上が経ったいまなお活動が続いていて、北海道公安調査局は警戒を強めています。
(記者)「アレフはご存じですか?」
(マチの人)「知らないです」
(記者)「オウム真理教はご存じですか?」
(マチの人)「わかります。サリン事件の話しか詳しいのはわからない」
(記者)「オウム真理教の後継団体がアレフといって札幌にもある」
(マチの人)「あるんですか」
祭壇の真ん中に祀られているのは、オウム真理教の教祖・麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚。
この写真が撮影されたのは、札幌市白石区にある施設。
「アレフ」の国内最大の拠点です。
麻原彰晃に対する絶対的敬意は根強いと、北海道公安調査局は分析しています。
(北海道公安調査局 小林幹生局長)「地下鉄サリン事件当時とまったく基本的には変わっておりませんので、そういった意味では危険性の程度は変わらないのかなと思っております」
1995年3月20日、オウム真理教の教祖・松本智津夫元死刑囚の指示を受けた教団幹部らが、霞ケ関駅を通る地下鉄の3つの路線に猛毒のサリンをまき、14人が死亡、6000人以上を負傷させました。
2026年5月に行われた公安調査庁の立ち入り検査。
施設内にはビデオカメラを持った信者とみられる人の姿がありました。
この施設にも信者は住んでいて、市内にはおよそ230人の信者がいるといいます。
施設内からはオウム真理教の教義を学ぶテキストや、麻原彰晃の説法を収録したDVDなどが見つかりました。
現在は無差別大量殺人を行った団体に対する「再発防止処分」により、施設の一部などの使用が禁止され、施設内での活動は停滞しています。
一方で、事件を知らない30代以下をターゲットに、勧誘活動はいまなお続いているといいます。
(北海道公安調査局 小林幹生局長)「(いまは)対面からSNS上で人間関係を構築する。固まった段階で初めてオウム、アレフと明かして後戻りできない状態で入会させる。潜在的な危険性というのを認識してほしい」
勧誘の形を変えながら活動を続けるアレフ。
北海道公安調査局は「アレフの活動状況を注視していく」としています。
