《変態すぎる歯科医》「舌を出して…」と視界を奪い“運動”と偽り陰部を口に…5人目の19歳被害女性は「できるだけ長く懲役に行ってほしい」現場の歯科医院は閉院
静岡市駿河区の歯科医院で、治療を装い、女性患者5人に対する不同意わいせつ、不同意性交等などの罪に問われ、不同意性交等などの罪に問われている歯科医師の原田孝行被告(50)。8月24日、静岡地裁で5人目の起訴対象となった当時19歳の女性患者に関する追起訴分が審理され、原田被告は起訴内容を認めた。
《画像あり》「医療行為を装った卑劣な手口」7度の逮捕、5人の女性患者について起訴された原田被告の顔写真と現場となった歯科医院の今
事件発覚から約7か月がたち、医院はすでに閉院。10年以上通った女性患者が、信頼していた原田被告への複雑な思いを明かした。
5人目の女性患者についても起訴内容認める
原田被告が最初に逮捕されたのは2026年1月28日。前年11月、診療中の女性患者Aさん(当時21歳)にわいせつな行為をしたとする不同意わいせつ容疑だった。
2月17日には、前年10月にもAさんにわいせつな行為をしたとして再逮捕されている。静岡地検は最初の逮捕事件を不起訴とした一方、2度目の逮捕事件については起訴した。
その後も捜査は続き、原田被告はBさん(当時16歳)に対する不同意わいせつや性的姿態等撮影などの疑いで3度目の逮捕となり、同罪などで起訴された。
4月27日に静岡地裁で開かれた初公判(野々山優子裁判官)では、AさんとBさんに対する起訴内容について「間違いありません」と述べ、いずれも認めた。
さらに、Cさん(当時15歳)に対する不同意性交等や性的姿態等撮影などの罪、Dさん(当時18歳)に対する不同意わいせつや性的姿態等撮影などの罪でも相次いで追起訴された。6月8日にCさん、7月14日にはDさんに関する起訴内容が審理され、いずれも公訴事実を争わなかった。
静岡地検は7月8日、女性患者Eさん(当時19歳)に対する事件でも原田被告を追起訴。原田被告はこれまで7度逮捕され、このうち最初の逮捕事件は不起訴となったが、起訴対象となった女性患者は現時点で計5人にのぼる。
8月24日、静岡地裁ではEさんに関する追起訴分の審理が開かれた。
原田被告は紺色のスーツにマスク姿で、うつむきながら入廷。証言台に立つと、椅子の背もたれを握り、何度も目を閉じる様子が見られた。
起訴状によると、原田被告は2025年8月31日、自身の歯科医院でEさんに対して治療を装って目元を隠し、舌を出させて陰茎を舐めさせたうえその様子を動画で撮影したとして、不同意性交等などの罪に問われている。罪状認否で原田被告は、小さな声で「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。
事件現場となった歯科医院は今…
Eさんは、別の女性患者への事件が発覚した後、姉に被害を打ち明け、母親を通じて警察に相談。捜査では、原田被告のスマートフォンから事件に関連する動画が確認された。
動画には目隠しに使ったタオルに体液をかける様子も記録されていた。
また、8月31日の事件に先立ち、同年7月にもEさんに対する別の行為があったとされる。矯正治療費を貯めて来院したEさんは、当初、原田被告から指示された「舌の運動」をしていたものの、途中から続けることを渋るようになったことも法廷で明らかにされた。
法廷では、Eさんが「できるだけ長く懲役に行ってほしい」と処罰を求め、母親も「絶対に許すことはない。重い罰を望む」と訴えていることが明らかにされた。
検察は、2025年7月の行為についても8月中に追起訴する見通しで、このほかの事件を追起訴するかどうかは今後判断するとしている。
事件の舞台となった歯科医院を訪れると、建物は残っているものの、テナント内はすでに空になっていた。近隣住民の50代男性によると、事件後も年度が変わるころまでは、治療途中の患者への対応が続けられていたという。
「事件後も奥さんを中心に、女性スタッフだけで患者さんの治療に対応していたみたいです。営業を終えたあとは、工事業者や中古品の買取業者など、いろんな業者が出入りしていました。歯医者は設備が多いので片付けに時間がかかり、内装の解体が終わったのは7月末でした」
60代の患者は「本当に何してくれてんだよ」
同院に10年以上通い、事件発覚後も閉院まで治療を受け続けた60代女性は、患者への対応を続けた妻を気遣う一方、長年信頼してきた原田被告への複雑な思いを打ち明けた。
「原田先生は、優しくて気遣いもあって、治療に不満を感じたことはありませんでした。腕がいい歯医者さんだからって、周りの人にも勧めていたくらいです。
奥さんは、事件後も休まず仕事を続けて、気丈に振る舞っていましたよ。大変だろうなと思っていましたが、それでも投げ出さず、最後まで残って患者さんの治療を続けてくれました。
正直、私は医院がなくなって困っています。治療自体はちゃんとしてくれていたので、本当に何してくれてんだよという感じですね」
女性は事件を知った当初、長年信頼してきた原田被告をめぐる報道を、すぐには受け止めきれなかったという。
「私自身、ずっと通っていて治療中に目隠しをされたことは一度もありませんし、周りの患者さんからも目隠しをされたという話は聞いたことがありませんでした。
だから、被害に遭った方にはわざわざ目隠しをしていたと知って、そういう目的があってやっていたのかなと思うとショックです」
10年以上通った患者から「腕がいい」と周囲に勧められるほど信頼されていた原田被告。その一方、法廷では5人の女性患者に関する起訴内容を認めている。検察側はさらに別の行為についても追起訴する見通しで、審理はなお続く。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
