国連・グテーレス事務総長「世界の食料供給が紛争の巻き添えとなってはならない」 中東情勢などに伴う貿易の混乱に改めて警鐘
国連のグテーレス事務総長は24日、中東情勢などに伴う貿易の混乱に改めて警鐘を鳴らし、「世界の食料供給が紛争の巻き添えとなってはならない」と訴えました。
グテーレス事務総長は24日の会見で、中東情勢を受けたホルムズ海峡の混乱やウクライナ侵攻に伴う海運ルートへの脅威が、「世界貿易の動脈を締め付け、特に食料システムに深刻な打撃を与えている」と改めて指摘しました。
その結果、物価の高騰や飢餓の深刻化などを招いているとして、「世界の食料供給が紛争の巻き添えとなってはならない」と訴え、船舶への攻撃の即時停止や航行の自由の完全な回復などを求めました。
また、ホルムズ海峡の危機を受け、国連が3月に設置した肥料などの貿易の円滑化に向けた専門チームについて、「迅速に運用を始めることが可能だ」と強調。
関係国に対してこの取り組みに真剣かつ建設的に関与するよう求めました。