DASH ご当地PR課 ~24時間テレビ企画!巨大弓矢で福島から日本全国にエール~

大人たちの終わらない自由研究が今年も!
8月29日・30日に控えた『24時間テレビ』。今年のテーマは「わたしの家族の話~あなたは誰を想う?~」。
『鉄腕DASH』は、福島で、ある巨大装置を使った中継企画に挑戦!
東日本大震災から15年、城島とチャリティーパートナー・SixTONESの慎太郎が、福島の今を取材。
漁師町だった相馬市・松川浦は、津波で甚大な被害を受けた。

城島と慎太郎が訪ねたのは「いさみや」。その店主の菅野さんにお話を伺うと、かつては浜焼きが人気だったこの地も津波によって、何もかもを失い、街の活気もゼロに。
しかし、奇跡的にも1台の浜焼き台が残り、この浜焼き台で浜焼きを復活させた。「定着してきて、松川浦の名物に戻りつつある」という。

少しずつ活気を取り戻しつつある松川浦だが、「段々と海の状況が変わってきて、カレイやズワイガニが少なくなり、逆にマダイがとれるようになった。一番とれるのはトラフグ」と菅野さん。
15年の月日で変わってしまった海だが、変わらない味が。
自慢のカレイの塩焼きとイカ焼きを頂くと「いい塩梅!美味しい!」「肉厚!なんか幸せだな」
「浜焼きは復興のアイテム。たくさんのお客さんに会いたい」と菅野さん。

一方、城島と慎太郎が訪れた相馬市から南に45㎞、大熊町には同じくSixTONESの郄地が。
徐々に避難指示解除はされてはいるが、一部地域に、今なお放射線量が高い帰還困難区域への避難指示が継続している。
震災前、花屋を営んでいた蜂須賀さんは避難を余儀なくされ、変わり果てた故郷の景色に「帰りたくても帰れない」と語る。同じ町に住んでいた家族や親戚とも離れての生活。
別の土地で過ごした15年。それぞれの生活があり、再び家族そろって暮らす事が叶わない人も多い。

さらに、城島と慎太郎がやって来たのは、未だ帰還困難区域がある浪江町。
訪れた商店街の15年前の様子を前司さんと阿久津さんに伺う。「昔は80店舗以上あった」
浪江一番の祭り「十日市祭」が行われ、福島県相双地区で700年続く相馬野馬追の出陣式も行われるほど賑わっていた商店街だが、震災を経て空き地だらけに。

働き盛りの若者は減り、商店会も解散してしまった。
「震災前、仲良かった友人ともバラバラ」「集まる機会は1年に1回もない」
震災から15年。改めて今福島の方々に聞いて分かったこと。それは、離れ離れになった人々の「会いたくても会えない」という切実な思いだった。

ならば…「みんなが集まれる企画がいいね。巨大化企画かな」と城島。
これまで、空気砲やアヒル凧、コマなどを巨大化させ、街の人々を大勢集めてきたDASH名物企画を再び!
今回巨大化させるのは…「弓矢とか?」「一本の矢に想いを込めて」
古くから的を射抜くことで無病息災や五穀豊穣を祈願してきた弓矢の神事にちなみ、巨大な弓を作り、大勢で引いて矢を放ち、的に命中させて祈願成就!
なかなか会えない人々の再会と歓喜の場をつくるとともに、7月に発生した地震で被害にあわれた熊本県の一日も早い復興も願う。

巨大弓矢づくりに協力していただくのは、来年で創業100周年を迎える地元・福島の阿久津材木店。
今回目指すのは、一般的な弓の約3倍となる全長6mの巨大弓矢。飛距離は、大きさ3倍の101m以上に!
12年前、弓の町、宮崎県都城では、巨大弓矢で100m先の風船を見事射抜いた経験が。
その時にお世話になった、弓師の南崎さんにリモートでアドバイスをもらい、強度と反発力を考慮し、北海道や東北など寒い地域で育ち、硬く耐久性に優れたナラの木を芯材に選んだ。

加工場の一角をお借りして、巨大弓矢作り開始!
長い一本モノの芯では、しなりに耐えられず折れてしまう。そのため、厚さ7cmのナラを厚さ6㎜ほどに薄くカットし、計25枚を強力な接着剤で貼り合わせて長さ6mの一枚板に。「デカいな」
特製の弓形の型に押し当て、クランプでガチガチに固定しながら曲げていく。

必要なパーツはもう一つ。それが、101m先の的をめがけて、寸分の狂いなく飛んでいく「矢」。
その材料を求めて、郄地がやって来たのは、福島の放置竹林。
震災後の避難で手入れが行き届かなくなり放置されていた竹を伐採し、有効活用している鉾建さんと田村さんと一緒に、101m先を狙うため、なるべく真っ直ぐで太さの均一な竹を選び出した。
他にも、乾燥済みの竹も譲って頂いた。

竹を携えて阿久津材木店へ向かうと「めちゃくちゃ職人っぽい方が…」
矢を作って50年、全国に35人しかいないという矢師・池田稔さんにお力を借り、矢に加工していく。
まずは、なるべくまっすぐな部分だけを切り出し、弓の弦をひっかける切れ込みの矢筈を作り、竹が割れるのを防ぐ藤を巻き、回転して矢をまっすぐ飛ばすための羽根を付ける。
「かっこいい!一気に矢になってきた!」

あとは「大事なこっちじゃないですか」「鏃(やじり)」
矢に鋭利さを生み出し、的にしっかりと刺すための役割を持つ、矢の先端部の鏃。
本来は金属で作られるが、今回は木造DASHの経験を活かして、木材を削り出していき、先を尖らせた木製の鏃を仕上げ、竹の先端に取り付ければ…「最高!めっちゃいい!」

一方松島は、的となるパネルのデザインの着想を求めてある場所へ。
そこは福島県双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館の敷地。
そして、絵を描くことが得意でアートに自信のある松島が、福島を感じるデザインとして、初日の出をモチーフにした巨大パネルを制作。あえて赤を使わず5色のグラデーションで日の出を表現し、的となる赤い風船とデザインをリンクさせる。双葉町で数々の建物にアートを手がけてきたアート団体・オーバーオールズの技も借りながら、的を仕上げた。

一方、巨大弓矢は最後の工程へ。型に沿って弓型の曲線になったが、弓本体は、曲げただけでは、弓のしなりが生まれない。そのため、しなりの強い真竹を外側に貼り付けて麻紐で固定。「完成!」
さらに、ここから大仕事が。「弦を付けないと」「これ、そのままじゃなくて逆向きに張る」
一度弓形に曲げたものを、フォークリフトの力で反対方向へ押し曲げ、竹の反発力を最大限に引き出す。
弦にも通常の麻ではなくワイヤーを使用し、大きさ6mの巨大弓矢が完成!「でかっ!」

のべ数日をかけて作り上げた巨大弓矢で、101m先の的を射抜けるか!?
とはいえ、「めちゃ飛ぶか、全然飛ばんか、予想がつかない」
本番は失敗が許されない生放送の一発勝負!念には念を入れて、試し打ちをすることに。
本来なら、人が手で弓を持って矢を引くが、今回は6mの巨大弓矢。そこで、クレーン城島が出動し、今回のために改造したバケットに弓を取り付けて固定し、設置完了。

プロたちの感覚を頼りに方向を定め、郄地が作り上げていた巨大な矢をセット。
男達が力を合わせてワイヤーを引っ張り、弓の準備も整った。果たして101m先の的を射抜けるか?
「せ~の…3…2…1…ゴー!」
しかし、放たれた矢は、勢いよく飛び出したものの直後に大失速。この結果に男達も言葉が出ない。
飛距離を測ってみると、101mどころか20m35㎝。

しかし、弓も矢もどこも壊れていない。そこで、より強く矢を引っ張っての2回目の試し打ち!
今度は2m伸びたが、現状は飛距離22m。目標の101mには遠く届かなかった。
反発力が足りず、矢にうまく力が伝わらないことが原因と考えられる。
目指すは、大きなしなりの反発するがちがちの硬い弓。
そこで、より強い反発力を持たせるための改良と、矢の重さの見直しを進めていく。

生放送本番まで、残された時間は1週間。
「福島は自分の中では『家族』。自分の家族のことだと思ってやっている」と想いを語る城島。
離れ離れになった家族や友人と再会し、「会いたい」という福島の人々の思いに応えると共に、ゼロから復活できることを熊本の皆さんにも伝えたいという願いを込めて、目標飛距離101mに挑む。
『24時間テレビ』生チャレンジは、8月30日、朝7時前からお昼頃にかけて放送予定。
巨大弓矢は無事に的を射抜けるか…!?

