大型ディスプレイやGoogle搭載など、デジタル面でも大きく進化

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全面刷新で広さと使いやすさを大幅強化

 2026年5月21日に、マツダが発売した新型「CX-5(3代目)」が好調なスタートを切っています。

 約9年ぶりのフルモデルチェンジで進化した同車は、発売からわずか1ヵ月で受注台数が1万台を超えたほか、日本自動車販売協会連合会が公表した「乗用車ブランド通称名別順位 2026年7月(軽自動車を除く)」では20位(4240台)に入り、現在マツダ車のなかで最も売れているモデルとなっています。

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 CX-5は2012年に初代モデルが登場して以来、マツダを代表するSUVとして存在感を高めてきました。

 魂動デザインとSKYACTIV技術を採用したモデルとして登場し、2017年には2代目へ移行。内外装の質感や乗り心地、静粛性、安全性能などを改良しながら、長くマツダの主力車種として展開されてきました。

 新型として登場した3代目では、従来から評価されてきたデザインや走行性能を受け継ぎつつ、日常生活での使いやすさを大きく引き上げています。

 開発コンセプトは「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」。SUVとしての存在感だけでなく、後席の居住性や荷室、快適装備、安全性能なども含めて全面的に見直されました。

 ボディサイズは全長4690mm×全幅1860mm×全高1695mm、ホイールベース2815mmです。2代目と比較すると全長は115mm、全幅は15mm、全高は5mm、ホイールベースは115mm拡大されています。

 とくにホイールベースの延長によって後席のスペースにゆとりが生まれ、ファミリーでの利用や長距離移動にも適した室内空間となっています。

 外観のデザインコンセプトは「Wearable Gear(ウェアラブルギア)」です。力強さを感じさせるボディとシンプルな面構成を組み合わせ、都会的なSUVらしい雰囲気に仕上げています。

 特にフロントは、厚みのあるボンネットとワイドなロアグリルを採用し、堂々とした表情を演出。ボディカラーは新色「ネイビーブルーマイカ」を含む全7色から選択できます。

 インテリアは水平基調のデザインによって広がりを感じさせる空間とし、アンビエントライトや大型パノラマサンルーフなども用意されています。

 後席の居住性が高められたことに加え、荷室容量は466リットルを確保。ゴルフバッグ4個やスーツケース4個を積載でき、後席を使用した状態でもベビーカーを縦置きできるなど、日常での実用性にも配慮されています。

 デジタル関連の装備も大きく進化し、「MAZDA E/E ARCHITECTURE+(マツダ イーイー アーキテクチャー プラス)」を採用。

 センターディスプレイは15.6インチまたは12.9インチを設定し、マツダ初となるGoogle搭載インフォテインメントシステムにも対応しています。

 一方、デフロスターなどの重要な機能には物理ボタンを残し、運転中の操作性にも配慮されています。

 安全装備では「プロアクティブ・ドライビング・アシスト」を初採用。さらに「ドライバー異常時対応システム(DEA)」や「ドライバー・モニタリング」などを進化させ、最新の「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を搭載しています。

 360°ビュー・モニターやアクティブ・ドライビング・ディスプレイも刷新され、周囲の状況を把握しやすくしています。

 パワートレインは、マイルドハイブリッドを組み合わせた2.5リッター直噴ガソリンエンジン「e-SKYACTIV G 2.5」です。

 最高出力178PS、最大トルク237Nmを発生し、駆動方式はFFと4WDを設定。WLTCモード燃費はFFが15.2km/L、4WDが14.2km/Lをマークしています。

 グレードは「S」「G」「L」の3グレードで、上級仕様には本革シートやBOSEサウンドシステムなども用意されているのが特徴です。

 価格(消費税込)は330万円から430万6500円です。