プレミアリーグでプレーする鈴木彩艶(左上)、冨安健洋(右上)、田中碧(左下)、前田大然(右下)

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 イングランド・プレミアリーグの2026〜27年シーズンは21日(日本時間22日)に開幕。昨季の王者・アーセナルと昇格したコベントリーの一戦で幕が開ける。今季は開幕の時点で10人の日本人選手がプレミアリーグに所属しており、過去最多だった昨季の5人から一気に倍増。W杯北中米大会を終え、4年後の30年W杯(スペイン、ポルトガルモロッコの共催)に新たな志を抱く選手らが世界最高峰の舞台に挑む。

 日本人選手にとってプレミアリーグでプレーすることは遠い目標ではなくなった。過去最多の「10人」という数字が、日本サッカーの成長を証明している。

 W杯を終えた今季は、新たに3選手がプレミアの門をたたくことになった。日本代表の守護神の【GK鈴木彩艶】はアストンビラに加入。欧州チャンピオンズリーグ(CL)連覇中のパリSGへの加入こそ直前で破談となり実現しなかったが、同じく欧州CLへ参戦するクラブでプレーすることに。日本人GKでは初のプレミア挑戦となった。【FW前田大然】は昇格組のイプスウィッチに加わり、かねて「夢」と公言していたプレミアへの挑戦をかなえた。W杯では惜しくも選外となった【MF守田英正】は、10季ぶりにプレミアへ復帰したハルシティで活躍し、日本代表への返り咲きを目指す。

 【DF冨安健洋】はクリスタルパレスに加入。昨夏に契約解除でアーセナルを退団し、一度はイングランドから離れたが、再び世界最高峰の舞台へ戻ってきた。同チームでプレーする【MF鎌田大地】との日本人コンビで復活を目指す。【MF坂元達裕】は昨季チャンピオンシップ(2部相当)で35試合7得点を挙げ、コベントリーの25年ぶりのプレミア復帰に大きく貢献。主力として期待されるレフティーがプレミアの舞台でも自身の実力を示す。

 けがによりW杯への出場がかなわなかったブライトンの【MF三笘薫】、リバプールの【MF遠藤航】は一日も早い回復が待たれる。昨季は出場機会が減少したリーズの【MF田中碧】は、W杯のブラジル戦の悔しさを糧に定位置奪取を狙う。昨季にトットナムへ加入した21歳の逸材、【DF高井幸大】はまだ出場なし。まずはプレミアデビューを果たしたい。

 日本人選手の基準は「プレミアでプレーする」から「プレミアで活躍する」フェーズに変わった。進化を続けるサムライたちの姿から、今季も目が離せない。