冷房・冷たい飲み物・寝だめが「夏のダルさ」を悪化させるワケ
また、汗で失われたミネラル(塩分など)の補給には、スポーツドリンクではなく「常温の味噌汁」や「梅干し」を活用してください。発酵食品である味噌は、弱った胃腸(脾胃)の働きを助ける最強のサプリメントでもあります。
戦略③「第2の心臓」を稼働させる物理的アプローチ
整骨院の先生として患者さんの体を触る時、夏バテが深刻な人ほど「ふくらはぎ」がガチガチに硬く、冷え切っています。ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれ、重力に逆らって血液を心臓へ送り返すポンプの役割を果たしています。
【具体的なアクション】
仕事中、1時間に1回は必ず「かかと上げ運動(カーフレイズ)」を20回行ってください。また、足首を大きく回すだけでも構いません。ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)を物理的に動かし、ミルキングアクション(乳搾りのような筋肉の収縮・弛緩)を発生させることで、全身の血流を強制的に循環させます。
これは、手ごろな近所のマッサージに行くよりも遥かに即効性のある自己投資です。余裕があれば上下のタイミングで腕も振って、強度をアップさせましょう。
◆体はビジネスマンにとって「最大の資本」である
AIがどれだけ進化し、業務を効率化してくれたとしても、最終的な意思決定を下し、ビジネスを前に進めるのは「あなた自身の体と脳」です。
「ちょっと疲れているだけ」「週末に寝だめすればなんとかなる」という甘い認識は、今日限りで捨ててください。日々の寒暖差によって削られた自律神経のダメージは、確実に見えない負債として蓄積され、あなたの寿命とパフォーマンスを縮めています。
体のプロフェッショナルからの最初の処方箋はシンプルです。
「ぬるめの湯に浸かり、常温の水分とミネラルを摂り、ふくらはぎを動かすこと」
一流のビジネスパーソンは、自分の体をコントロールする術を知っています。今年の夏は、ただ暑さに耐えるだけの敗者にならないでください。
体のメカニズムを理解し、戦略的にリカバリーを遂行する勝者でありましょう。あなたの体はあなたが思っている以上に、正しく扱えば必ず応えてくれるのですから!!!
【shuhei】
柔道整復師(国家資格)。5万人以上の施術経験、大相撲、女子ゴルフ、ラグビー、アーティストライブサポートなどのトレーナーを担当。現在は表参道、上野で著名人来院多数の店舗を構え、温熱施術を中心とするベストリ式温熱整体を考案し、腰痛肩コリのみならず冷え性、睡眠障害、姿勢の調整をおこなっている
