スポニチ

写真拡大

 サッカーのJ1川崎フロンターレでユニークなイベント開催に携わってきたスタッフによる著作『川崎フロンターレの「面白い」を具現化する方法』(双葉社、税込み1870円)が19日から発売される。著者は同クラブのフットボール事業統括部プロモーショングループに所属する若松慧(けい)氏で2014年入社。最近10年は裏方としてサッカークラブとは思えないほど奇抜でユニークなイベントの開催を支え、MUFG国立開催だった今年3月の横浜F・マリノス戦では試合前に流鏑馬(やぶさめ)による「始“弓”式」(しきゅうしき)を行うなどしてきた。

 イベントのアイデアがどこから生まれ、クラブのビジネス面でどのような役割を果たしているのか。「いろんな人が挑戦した結果が今のクラブにつながってくる。そういうことが散りばめられた一冊になれば、と思って書きました」と若松氏。クラブが創設30周年を迎えている中で地域への恩返しの意味もあるといい、印税は川崎市やクラブが長年、東日本大震災からの復興を支援している岩手県陸前高田市を応援するための活動に寄付する。

 現役時代から多くのイベントに関わってきた中村憲剛ヘッドコーチはFW小林悠、若松氏との特別鼎談(ていだん)が収められている。「クラブとして勝利は大事なこと。でも、ピッチ外でも愛される。結果的にそれがチームの力になって勝利して優勝してきた。その神髄が書かれている。クラブのスタッフや選手、サポーターの皆さんがどういう思いでこの30年を紡いできたか。ぜひ読んでいただけたら」とPRした。