砂を集める仙台育英・星よつはマネジャー(撮影・中田匡峻)

写真拡大

 「全国高校野球選手権・準々決勝、智弁和歌山11−3仙台育英」(18日、甲子園球場)

 仙台育英の記録員としてベンチ入りした学生コーチ兼マネージャーの星よつはは試合後、選手たちを励ますなど気丈に振る舞った。アルプスへのあいさつを終えると、選手たちと一緒に甲子園の砂を集めた。

 九回に打線が2点を返すと、ベンチで星は目にいっぱいの涙を浮かべていた。ゲームセットの瞬間、スタンドからは大きな拍手が沸き起こり、ベンチから深々と一礼した。

 その後、アルプススタンドへあいさつする際には目にいっぱいの涙をため込んでいた。それでも涙を流す選手たちの背中をたたいて励ますシーンもあった。

 だが控室に戻ると感情が溢れ「負けるのが悔しいというのもあったんですけど…もう3年生のみんなの打撃を見れない、投球を見れないとか、今までのことが頭に思い浮かんできて。もうできないのが悲しくて。もっとみんなと戦いたかった」と涙ながらに声を震わせた。

 星さんの父・孝典氏は同校OBで巨人、西武でもプレー。現在は東北学院大の監督を務める。よつははチームへの貢献が認められて、今夏は全試合でベンチ入り。チームを裏方として支えてきた3年間が終わった。