4年ぶり優勝を決め石崎学監督を胴上げする取手シニアナイン【写真:イワモトアキト】

写真拡大 (全2枚)

第20回全日本中学野球選手権記念大会 ジャイアンツカップ決勝

 中学硬式野球の日本一を決める「第20回全日本中学野球選手権記念大会 ジャイアンツカップ」は17日、東京ドームで決勝戦が行われた。北関東地区代表の取手リトルシニア(茨城)がボーイズリーグ代表の多摩川ボーイズ(ジャイアンツ U15 ジュニアユース、東京)に3-1で勝利。2022年以来4年ぶり2度目の優勝を果たした。

 取手は初回無死一塁、藤田碧巴の右中間三塁打で1点先制。さらに三ツ井蓮が右前適時打で続いて1点を加えた。5回にも押し出し死球で1点追加。先発の寺田塁が5回2/3を1失点に抑え、2番手の笠原優貴が反撃をしのいで逃げ切った。

 多摩川は、先発の山口裕海が初回に先頭打者から3連続長短打を浴びて2失点。2回以降は立ち直ったが、2番手・原悠翔が5回に制球を乱して4四死球で1失点したのが響いた。6回に関蓮太郎の左前適時打で1点を返したが反撃もそこまで。創設3年目で悲願の日本一はならなかった。

 取手の石崎学監督は「いる選手の中でできるベストを出したいと思って指導しているので、それがうまくいった結果だと思います」と冷静にコメント。力投した寺田は「想定していた通りのピッチングができました。優勝できて嬉しい」と笑顔がはじけた。

 一方、多摩川の片岡保幸監督は「打てなかったですね。力負けです」とサバサバした表情。適時打を放った関は「春、夏に続いて3度目の準優勝は悔しい」と唇をかんだ。(尾辻剛 / Go Otsuji)