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アフリカ中部のコンゴ民主共和国で、エボラ出血熱による死者が2000人を超えました。感染の拡大を抑えるため現地で活動してきた日本人を取材しました。

コンゴ民主共和国では、今年5月以降エボラ出血熱の感染拡大が続いていて、これまでに確認された感染者は4843人にのぼり、このうち2272人が死亡したということです。

“過去最速ペースの流行”といわれる中、日本から派遣された国境なき医師団の園田亜矢さんは、感染者が集中する東部イトゥリ州でおよそ1か月半にわたり活動してきました。

国境なき医師団 ヘルスプロモーター・園田亜矢さん「ひっきりなしに患者さんが来るという状況がずっと続いています。残念ながら亡くなる方も日々見ています」

今回流行しているのは「ブンディブギョ」と呼ばれる希少なエボラウイルスで、現時点で有効なワクチンや治療法が存在していません。

そのため、感染の拡大を抑えるためには、徹底的な予防が必要とされています。しかし──

園田さん「正しい知識がすべての方々に浸透していないというところで、不安とか恐怖ばかりが先走っている」

流行が確認された当初はエボラ出血熱への理解が得られず、住民らが暴動を起こすこともありました。

園田さんは何度も現地住民のもとに足を運び、対話を重ねることで正しい知識を伝える活動を行ってきたといいます。

例えば妊婦が亡くなった場合、母子を別々に埋葬する風習があるといいますが、エボラ出血熱に感染し亡くなった場合は、控えるよう説得したといいます。

園田さん「遺体の感染リスクが非常に高いので、エボラ病の感染の場合はできないと説明したらみなさん納得してくれる」

流行が収束する兆しが見えない中、より多くの人に正しい予防策を伝える必要があると訴えています。