自己最高64回「水切り」チャンピオン 世界も制するのは会社員 こだわりは“美しさ” 回転と水面に20度の角度がコツ
夏休みに親子で楽しめる、身近な川遊び「水切り」。
実は、この遊びの世界チャンピオンは日本人です。
石を遠くまで美しく跳ねさせる達人に、そのコツを教えてもらいました。
「水切り」では石が水面を跳ねる回数や、距離などを競います。
会社員の橋本桂佑さん(34)は、「水切り」の国内最大級の大会で優勝6回、スコットランドやアメリカ・ペンシルベニアの世界選手権も制覇し、世界を舞台に活躍する「水切り世界チャンピオン」です。
「水切り」は「石選び」から始まります。
橋本さんは「石を探すところから楽しめるのが水切りの魅力」と話します。
では、どこを見て石を選ぶのでしょうか。
水切り“世界チャンピオン”・橋本桂佑さん:
(Q. 水切りに適した石は?)平らな面があることが大切。回転をかけやすいという点で、角があるのが良い。
選んだ石で、その実力を見せてもらいました。
橋本さんが投げた石はリズミカルに水面を跳ね、はるか先の対岸へ。
跳ねた回数を数えてみると14回以上!
しかし、橋本さんにとっては、これぐらい朝めし前。
これまでの自己最高は64回だそうです。
橋本さんがこだわるのは、回数だけではなく、水切りの美しさです。
水切り“世界チャンピオン”・橋本桂佑さん:
(水面を跳ねる)間隔が規則正しく、だんだん細かくなっていくと、きれいな水切りに見える。
さらに、うまく跳ねさせるコツは「水面すれすれを狙い、石にしっかり回転をかけて投げる」ことと話し、水面に当たる時、石の面を約20度に傾けるのが理想だといいます。
水切り“世界チャンピオン”・橋本桂佑さん:
肩の力だけで投げるのではなく、腰を回してその力を肘から手に伝えるイメージ。
日本各地の大会の運営や監修にも携わる橋本さん。
子どもから大人まで楽しめる水切りを各地に広めています。
水切り“世界チャンピオン”・橋本桂佑さん:
水切りは世界中でできる万国共通の遊び。水切りの素晴らしさを共有できれば世界平和にもつながっていくのでは。
特別な道具がなくても、石一つで楽しめる水切り。
親子で石を投げたひとときが、忘れられない夏の思い出になるかもしれません。
