「恥ずかしくないですか?」ハヨンの“先祖が親日派”騒動めぐる日本メディア報道に大学教授が激怒「まず正しい歴史認識を」
“韓国広報専門家”を自称する韓国の大学教授が、「先祖が親日派だった」として物議を醸す女優ハヨンをめぐる日本メディアの報道に怒りを示している。
【写真】韓国女優、“親日派”の祖父めぐり謝罪「親日行為は正当化できない」
誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は8月14日に自身のSNSを通じて、「女優ハヨンの曽祖父アン・サンホをめぐる親日的な行動に関する騒動が続くなか、日本メディアがハヨンに対する批判を“現代版の連座制”と規定し、物議を醸している」と伝えた。
韓国では最近、女優ハヨンが“親日派の曽祖父”を持つとして物議を醸している。
ハヨンは先日出演した韓国のとあるバラエティ番組で、自身を「4代続く医師一家」の出身だとし、曽祖父が日本で西洋医学を学び、韓国帰国後に医院を開いた人物であると紹介した。
するとインターネット上では、ハヨンの曽祖父が医師アン・サンホではないかとの指摘が浮上。同氏が1916年に当時の親日団体で知られた組織「大正親睦会」の評議員名簿に名を連ねたとして、韓国国内でたちまち騒動となった。

ハヨンの所属事務所は当初、アン・サンホの親日行為をめぐる疑惑を「事実無根」と否定したが、その翌日には関連する記録が実際に存在するとして訂正し、謝罪に追い込まれた。ハヨン本人も自身のSNSで直筆の手紙を公開し、「私の曽祖父に関することで大きな失望と傷を与えてしまったことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
この騒動によって、ハヨンは予定されていたインタビューが中止に。ハヨンを広告モデルとして起用したブランドは、ハヨンが出演した広告映像を非公開に切り替えるなど、その余波は現在も広がっている。なかには、ハヨンの実母が2011年のインタビューで語った資産や海外留学に関する発言に再注目する韓国メディアもある。
一方で、『帝国の慰安婦』の著者で知られる世宗大学名誉教授のパク・ユハ氏はアン・サンホを「親日によって築いた名誉というより、自らの実力と国家の支援によって、医療界のパイオニアになった人物と見るべきだ」と評価してハヨンを擁護するなど、各界に影響を及ぼす事態となっている。
こうした中で、ある日本メディアがハヨンの騒動をめぐって「曽祖父の疑惑を理由に広告まで非公開にする状況は、現代版の“連座制”と言える」と伝えたことに、ソ・ギョンドク教授は「日本のメディアがこのような批判をする資格があるのか、問い直したい」と強く反論した。

ソ・ギョンドク教授はさらに、「強制動員に関する歴史を歪曲し、ユネスコ世界遺産に登録した国はどこですか?日本軍慰安婦のおばあさんたちに心からの謝罪と賠償はしっかり行われましたか?韓国の独島を今でも自分たちの土地だと無理な主張をしている国が、まさに日本です」と抗議の言葉を並べた。
そして最後、「日本のメディアはまず正しい歴史認識を持って行動し、その後に他国を批判することを望みます」とし、「恥ずかしくないですか?」という言葉で投稿を締めくくっていた。

