KKT熊本県民テレビ

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あす8月15日は終戦から81年です。当時を知る人が少なくなる中、若い世代が体験を聞き取り紙芝居を作りました。
そこには戦争のない平和な世の中への願いが込められています。

■志水紀予さん
「ヒューという大きな音がして、爆弾が落ちてきました。」

紙芝居を読むのは中学2年の志水紀予さん。

同級生と描いたのは、太平洋戦争中、初めて熊本を襲った「柿原空襲」です。
もとになったのは、津下環さん92歳の体験です。

■津下環さん
「ヒューっと爆弾が落ちていくのが耳に残って今でも思い出す。」

津下さんが9歳で経験した柿原空襲。
自宅に爆弾が直撃し、一緒に暮らす祖母といとこが亡くなりました。

■津下環さん
「親代わりにしてばあちゃんが私たちを育てよったけんですね、私も悲しくてもう何とも言えませんでした。」

志水さんが津下さんと出会ったのは2年前。授業の一環で柿原空襲の話を聞いたことがきっかけでした。

その後、子どもたちはこの体験談をもとに劇を制作。地元で起きた空襲をさらに多くの人に伝えたいと取り組んだのが紙芝居でした。

■志水紀予さん
「助けてと声を上げたのですが、誰も気づいてくれませんでした。」

■志水紀予さん
「なぜ一人だけ生き残ったのだろうといろんな気持ちで自分を責めていた時もあったかもしれないと思いました。自分より小さい子がそんなことを考えてしまう戦争はあってはいけないと思います。」

■津下環さん
「よくできていました。一生の思い出になった。」

今でも鮮明に残るつらかった記憶。子どもたちの紙芝居には、津下さんの平和への祈りが託されています。

■紙芝居を見た人
「いま世界中で大変なことが起きているので身近に感じられたのかなと思うしとてもいい発表だった。」
■紙芝居を見た人
「これからもこの活動を熊本に広めてほしいと思った。」

■志水紀予さん
「世界の戦争が広がったら、日本にも戦争は絶対来るし、戦争は絶対だめだと(いう思いを)これからも持っておきたいと思いました。」

戦争を体験した世代が減る中で、子どもたちの紙芝居がこれからも悲痛な思いを未来に伝えます。