市ノ澤翔氏が出演するYouTubeチャンネル「黒字社長の絶対つぶれない経営学」が、「優秀な社長だけが銀行員から言われる魔法の言葉を知っていますか?」を公開した。動画では、銀行員から「お金を借りてください」とお願いされる企業になるための条件や、多くの経営者が陥りがちな罠について詳しく解説している。

市ノ澤氏によると、銀行側から「貸してほしい」と頭を下げられるような企業は、全体のわずか10~15%程度しかないという。その理由として、「企業の7割が赤字であること」「利益に見合わない過剰な設備投資などの間違った経営判断」「節税商品などの甘い言葉に乗せられてしまうこと」の3つを挙げる。特に、手元のキャッシュを減らしてまで過度な節税に走ることは、結果的に資金繰りを悪化させ、金融機関からの信用を失う原因になると指摘した。

では、銀行からお願いされるような優良企業になるにはどうすればよいのか。市ノ澤氏は「営業力の強化」「増えるところにお金を使う」「しっかりと納税する」の3点が重要だと語る。中でも注目すべきは「納税する」という視点だ。利益が出た際に、無駄遣いや節税対策に走るのではなく、素直に税金を納めることで内部留保が厚くなり、貸借対照表(B/S)が改善される。「B/Sを重視して金融機関はお金を貸せる・貸せないの判断をしてる」と述べ、健全な財務体質を作ることこそが、結果的に資金調達の円滑化に繋がる仕組みを紐解いた。

また、万が一銀行から「借りてください」と言われた場合の対応について、能力の高い経営者であれば「借りられるだけ借りろ」と断言する。調達した資金を事業に投資して利益を増やし、会社を成長させることの重要性を説いている。

動画の後半では、経営者が数字に強くなるための実践的なトレーニングとして、簿記の仕訳問題を用いた解説も行われている。小手先のテクニックに頼らず、王道の経営と正しい財務知識を身につけるための本質的なメッセージが込められた内容となっている。

チャンネル情報

中小企業の財務の強化や業績アップを支援し、会社に潤沢に資金が残る強く潰れない会社へと成長させる手法を確立し、多くの中小企業をサポートしている。 【著書】 頭がいい社長は“会社のお金”のココしか見ない 90日で手残りを増やす「武器としての簿記」 ▶︎お仕事の依頼はこちら free@libertad.fun