「死角からスマホで行為を盗撮」少女との不同意性交と盗撮の疑いで逮捕された“北海道電力・法務担当社員”の裏の顔 被害訴える女性の知人が語る卑劣な手口
「彼は『20代の独身』だと嘘をついていたんです。北海道トップレベルの大手企業の名刺を見せて相手を安心させながら、女性たちに手を出していたようです。その中には未成年も含まれています」
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この「彼」とは、北海道警札幌東署が7月1日、不同意性交等罪の疑いで逮捕した、札幌市東区の会社員・山崎航太郎容疑者(31)だ。逮捕容疑は昨年9月29〜30日ごろ、自宅で16歳未満の少女に性的な暴行を加えたというもの。調べに対し、同容疑者は「家に泊めたが、暴行したかはわからない」などと供述しているという。【前後編の前編】
大手紙社会部記者が解説する。
「さらに7月21日には、今年のバレンタインデーの夜に女性との性行為を無断で撮影したとして、性的姿態等撮影処罰法違反の疑いで再逮捕されました。道警は現在、容疑者のスマートフォンの解析を進めており、他にも複数の余罪があるとみて捜査を続けています」
山崎容疑者は、道内の有名企業である北海道電力に勤務していた。NEWSポストセブン取材班が入手した容疑者の名刺には、「総務・環境部 企業行動室 法務グループ」という所属部署が記されていた。上場している同社で、コンプライアンスに関わる部署に所属しながら、自らは法に触れる行為に手を染めていたことになる。
取材を進める中で、山崎容疑者の被害女性・Aさんの事情をよく知る知人に接触することができた。Aさんは本州で生活しており、学生時代の恩師や知人ら周囲の人物に山崎容疑者との間で起こったことについて相談をしていた。
冒頭の証言はそうした知人の1人によるものだ。当初は取材に応じなかったものの、「Aや他の被害者のためになるのであれば」と取材に応じることにしたという。この知人によると、Aさんもまた、知らぬ間に容疑者に性行為を盗撮されていた被害者の1人なのだという。
冬の札幌でSNSを通して出会う
「Aは今年の冬、友人と札幌へ遊びに行っていたのですが、手違いで予約していたホテルに泊まれなくなってしまいました。困った彼女がSNSで相談すると、山崎容疑者からDMが届き、やり取りが始まったんです」(Aさんの知人、以下同)
合流した2人が向かったのは、容疑者が暮らす北海道電力の社宅だった。
「そこで山崎容疑者は、『自分は20代で結婚はしていない』と明言しました。北海道電力の社員であることも、信頼につながったといいます。Aは山崎容疑者と意気投合し、そのまま宿泊して彼と関係を持つ仲になってしまった。
ただ、行為中の山崎容疑者は、嫌がるAを試すように、叩くなどの行動を見せました。Aは『やめて』とは言ったようですが、山崎が止めることはなく、違和感を持ちながらも受け入れたそうです」
山崎容疑者の自宅に数日宿泊したAさんは、日中は観光を楽しみ、夜になると容疑者のもとへ帰る生活を送ったという。自宅へ戻った後も、2人のやり取りは続いた。
「AのSNSの投稿に山崎容疑者が反応する形で連絡を取り合っていたようです。そして3月、Aは再び札幌へ向かいました」
事件はその再訪時に起きた。
誕生日に発覚した「盗撮」の事実
「再び性行為の流れになりました。山崎からの行為に、Aが以前よりも強く嫌がると、『別に他にいくらでもいるし他の子とやればいいから』と言われたそうです。社会経験の豊富な相手へ憧れのようなものがあったからこそ足を運んだAは、この言葉で彼に強い不信感を抱いた。そして容疑者が寝た後に、こっそり彼のスマホを見たんです。
他の女性とやり取りしているのではないかと不安を感じた末の行動でしたが、そこで衝撃を受けた。別の女性との大量のやり取りや卑猥な動画が見つかったんです。加えて、死角になる位置から自分との性行為が勝手に撮影されていたことにも気づきました」
スマホの中には、今回の逮捕容疑につながるような違法と見られる動画や写真などが多く残されていたという。撮影された理由が理解できなかったAさんは札幌にいる間、友人とのグループLINEや教師、稽古事の講師へ自身の盗撮動画を共有して相談したという。
「これらが、その証拠となっている写真や動画です。当初は山崎容疑者に動画を消してほしいと頼もうとしたAに対し、Aが容疑者から叩かれていたことを知る1人が『殺されるかもしれない』と、本人とこれ以上やり取りをすることを止めさせたんです。その後地元に戻ったAは周囲に促され、北海道警に被害を相談しました。この時の取り調べは11時間あって、その間はAと全く連絡がつかなかったことを覚えています」
SNSで出会ったAさんを無断で撮影していた山崎容疑者。その驚愕の「スマホの中身」とは──後編でさらに詳述する。
(後編につづく)
