「こんなバカげたことがあるのか?」韓国二軍リーグの日本人投手、KBOの“認識ミス”でLG移籍が破談…韓国メディアも呆れた騒動の顛末
韓国プロ野球で、日本人投手の移籍をめぐってあまりにも呆れた出来事が発生した。
【写真】ド迫力の“開脚”も!韓国プロ野球“美脚美女”の大胆始球式
LGツインズがフューチャーズリーグ(二軍リーグ)の蔚山(ウルサン)ホエールズに所属する岡田明丈の獲得に合意したものの、「問題ない」としていたKBO(韓国野球委員会)が遅れて「規定違反」だと翻し、最終的に破談となってしまった。
韓国メディア『OSEN』も「こんなバカげたことがあるのか、なぜLGは蔚山・岡田の獲得発表直前に霧散したのか…異例のKBO公式謝罪」と題し、KBOを強く批判している。
LGはアジア枠で獲得した投手ラクラン・ウェルズが肩を負傷したため、代替選手の獲得に乗り出した。
ウェルズは今月4日のSSGランダース戦でふくらはぎに打球を受けて降板し、その後、肩の状態が悪化して精密検査を受けた。LGは6月以降に急激な不振に陥っていたウェルズを入れ替えるため、代替選手を探していた。
そこで、フューチャーズリーグの蔚山でプレーする岡田を獲得しようと蔚山との交渉に臨んだ。
かつて2016〜2024年に広島東洋カープで一軍通算24勝を記録し、2025年は社会人野球の明治安田でプレーした岡田。2026年よりKBO二軍リーグに新規参入する蔚山にトライアウトを経て入団すると、ここまでフューチャーズリーグで13試合に登板し、4勝3敗1セーブ1ホールド、防御率2.45を記録していた。
LGは蔚山と金銭トレードで合意し、KBOに移籍に関して問い合わせを行った。
韓国プロ野球では、外国人選手は8月15日以前に登録すればポストシーズンへの出場が可能となる。KBOの担当部署からは、「獲得に問題はない」との回答があった。LGは12日昼12時頃、「岡田を獲得、ウェルズをウェーバー公示」とする報道資料を発表する予定だった。
ところが、KBOからストップがかかった。KBOが岡田の移籍に関して抵触するKBO規定の有権解釈を行い、「移籍は不可能」との結論を下したのである。

「フューチャーズリーグ参加選手のうち外国人選手は、KBO規約上の譲渡可能期間(KBOポストシーズン終了後の翌日から翌年8月31日の間)にKBO会員球団へ移籍入団できる」という規定が昨年11月19日に新設されたことを、遅まきながら認知したのだ。
7月31日が移籍期限であったため、岡田がLGへトレードされることは不可能だった。KBOの担当部署が事務処理を誤ったわけだ。
結局、KBOは12日夜に岡田の移籍に関する事態について立場を明らかにし、異例にもLGと蔚山の両球団に公式謝罪した。
KBOは「去る10日にLGから問い合わせがあった蔚山・岡田選手の獲得に関連し、規約の再検討を通じて最初の回答内容を訂正した。LGは10日にKBOへ蔚山・岡田選手の獲得手続きに関する移籍の可否を問い合わせており、KBOは当時、手続き上の獲得に問題はないとの回答をLGと蔚山の両球団に伝えていた」と発表した。
しかしKBOは「その後、当該の問い合わせをきっかけに関連規約第78条第5項(選手移籍)についての有権解釈を行った。その結果、フューチャーズリーグ参加球団の選手のKBO会員球団への移籍は、KBO規約上の譲渡可能期間、すなわちKBOポストシーズン終了の翌日から翌年7月31日までの期間内でのみ可能である点を確認した。これに伴いKBOは12日、最初の回答内容を訂正し、当該の獲得が規約上不可能であることをLGと蔚山に再通知した」と経緯を公表した。

明白なKBOの過失であった。KBOは「この過程においてLGの獲得手続きに関する問い合わせおよび進行に落ち度はなく、訂正の原因はKBOの最初の回答過程における規定検討の不備にあった。KBOはこれについてLGと蔚山の両球団に謝罪の意を伝えた」と説明した。
LGとしては晴天の霹靂だ。LGはウェルズの精密検査の結果、肩甲下筋の微細な損傷と診断されたことを明かした。4週間後に再検査を受ける予定だ。リハビリ期間は4週間以上がかかる見通しだ。
ポストシーズンに出場可能な外国人選手の登録は15日までとなっている。ビザの発給などを考慮すると、新たなアジア枠選手の獲得は不可能な状況だ。
(記事提供=OSEN)

