韓国SKハイニックスの投資会社、キオクシア筆頭株主に浮上…NAND競争は新たな局面へ

写真拡大 (全2枚)

SKハイニックスと投資関係で結ばれた企業が、日本のNANDフラッシュ大手キオクシアホールディングスの筆頭株主に浮上した。

【関連】SKハイニックス従業員の平均年収は?

SKハイニックスがキオクシアの株式を直接保有しているわけではないが、2018年に始まった投資関係が再び注目を集めている。

8月11日、日本の電子開示システム(EDINET)によると、東芝が最近、キオクシアの保有株式を追加売却したことで、ベインキャピタル傘下の投資目的会社「BCPEパンゲア・ケイマン2」がキオクシアの筆頭株主となった。

東芝の持分比率は14.06%に低下した一方、BCPEパンゲア・ケイマン2は14.17%を保有し、東芝を上回った。

BCPEパンゲア・ケイマン2は、SKハイニックスと投資関係で結ばれている。キオクシアの年次報告書によると、SKハイニックスは同社の事実上すべての議決権付き株式に転換できる債権を保有している。

ただし、これをSKハイニックスがキオクシアの株式14.17%を直接保有していると見ることはできない。

今回の筆頭株主の交代もまた、SKハイニックスが追加で株式を買い増した結果ではなく、東芝が保有株式を減らしたことで発生したものだ。

(写真提供=長田洋平/アフロ)

SKハイニックスとキオクシアの関係は2018年に始まった。

当時、SKハイニックスはベインキャピタルが主導したコンソーシアムに参加し、東芝のメモリ事業部であったキオクシアの買収に投資した。

SKハイニックスは、キオクシアがより高い持分比率を認めない限り、2028年までキオクシアの議決権持分を15%以下に維持することにしている。

キオクシアはサムスン電子やSKハイニックスなどと競合する世界的な大手NANDフラッシュ企業だ。

SKハイニックスもまた、子会社のソリダイムを通じてNAND事業を展開しており、両社は世界市場において競合関係にある。

これにより、SKハイニックスと投資関係で結ばれた企業がキオクシアの筆頭株主となった点が注目される。

ただし現在のところ、SKハイニックスがただちにキオクシアの経営に直接参加したり、支配力を行使するようになったと見るのは難しい。

(記事提供=時事ジャーナル)