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 ◇インターリーグ ドジャース6―5ロイヤルズ(2026年8月10日 ロサンゼルス)

 ドジャース大谷翔平投手(32)が10日(日本時間11日)、本拠でのロイヤルズ戦に「1番・DH」で出場。4試合ぶりとなるマルチ安打を記録し、4打数2安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。5月16日(同17日)エンゼルス戦以来、86日ぶり今季7個目の盗塁を記録するなど「足」でも勝利に貢献した。

 持ち味を存分に発揮した。0―3の3回無死二塁、ロイヤルズ先発の左腕・キャメロンが投じた高めチェンジアップを強振。打球は右中間を深々と破る二塁打となり、二走・フェドゥシアが生還した。4試合ぶりの長打で2試合ぶりの打点を挙げ、味方の反撃気運を高めた。

 1死後、フリーマンが三遊間を破る安打を放つと、大谷は二塁から全速力で三塁を蹴った。勢いを緩めることなく、本塁にスライディング。炎症を抱えている左膝を折り曲げ、下にしての滑り込みで2点目をもぎ取った。

 見せ場は終盤にも訪れた。5―5の7回無死、4試合ぶりマルチ安打となる中前打で出塁すると、次打者・パヘスの際に二盗に成功。3番・フリーマンの右前打で全力で三塁を回り、本塁へと勢いよく滑り込んだ。炎症を抱えている左膝の影響を感じさせない全力プレー。俊足を生かして、勝ち越し点をもぎ取ってみせた。

 ナ・リーグ西地区首位を独走するチームだが、8月に入り急失速。この試合まで同月は8試合で1勝7敗で、攻撃陣も計25得点と本来の力を発揮できていなかった。大谷も8日(同9日)のダイヤモンドバックス戦では延長10回にチームの連敗を6で止める決勝の内野安打を放ったが、翌9日(同10日)の試合では2三振を含む4打数無安打。ダイヤモンドバックス3連戦では11打数1安打と低迷した。

 本拠に戻り、打撃だけでなく走力でチームの勝利に貢献。ポストシーズン、そして3年連続ワールドシリーズ制覇に向け、存在でチームをけん引していく。