気温や湿度の高いこの時季、水まわり特有のカビや黒ずみ・においは、放っておくとあっという間に広がってしまいます。今回は、掃除のプロ・タスカジのみけままさんに、洗面所とトイレをきれいにするための掃除術と、キープするための予防法を教えてもらいました。

洗面所:浴室と隣接するエリアは要注意

浴室の次に湿気がたまりやすい洗面所も、簡単掃除と予防で気分よく過ごせます。

●セスキ炭酸ソーダでフロアの黒ずみを除去

皮脂汚れなどで黒ずんだ床は、濡らしたクロスにセスキ水をスプレーし、フロアワイパーにつけてふき取りましょう。

「ただし、木製の床の場合はワックスがとれるので注意してください」(みけままさん、以下同)

<こんな場所を要チェック>

洗面台前の床/洗面台の蛇口回り/洗濯機の回り/洗濯機の洗剤投入口/洗濯機のくず取りフィルター

●タオルを常備して洗面台の水たまりを残さない

洗面所にミニタオルやウエスを用意し、毎日使ったあとに洗面ボウルや水栓回りをついでにふくように。

「こうすればカビや水アカがつくひまなし。1日の終わりには鏡もふいて、タオルは洗濯機へ」(みけままさん、以下同)

●足ふきマットは必ず使ったら干す

脱衣所の足ふきマットは使い終わったら敷きっぱなしにせず、かけておくのを毎日の習慣に。

「マットや、マット下の床のカビやにおいを予防できます。珪藻土マットも敷きっぱなしはNG」

●洗濯機のくず取りフィルターは奥まで確認

ドラム式洗濯機を使っている場合、くず取りフィルターの奥に水やホコリがたまってにおいの原因に。

「週1回、3分脱水をかけ、割り箸にボロ布などをはさんで奥まで入れて、ふき取るときれいになりますよ」

トイレ:アンモニア臭は酸で撃退

においがこもりやすい時季は、トイレ掃除もいつも以上に気にかけたいポイントです。

●床や壁のアンモニア臭はクエン酸ですっきり

床や壁に尿が飛び散ることで発生するアンモニア臭は、クエン酸でふき掃除。

「100円ショップのクエン酸シートが便利。トイレ用掃除シートも多くは弱酸性なので有効です」

●ガンコな“さぼったリング”には塩素系洗剤を

トイレの便器の内側につく黒ずみは、塩素系漂白剤をかけて10分おき、流しましょう。

「クエン酸など酸性のものと混ざると有毒ガスが発生するので、使うときは時間をあけて」

●便器内の汚れ防止や消臭にもクエン酸が有効!

便器の内側にクエン酸スプレーをかけておくだけで、におい予防に。

「ただし、この状態で塩素系洗剤は絶対に使わないこと。危険なので、必ず水で洗い流して時間をおいてからに」

<みけままさん’s神グッズ>

・クエン酸配合おそうじシート 25枚入 各30×20cm ¥110(ダイソー)

「ザラつきのある壁は、このシートがふきやすいです。においもすっきり」

※ クエン酸など酸性の洗剤は、塩素系の漂白剤やカビ取り剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤と混ざると有毒ガスが発生します。混ぜるのはもちろん、直後に使うのも避けてください。塩素系の洗剤を使うときは表示に従い、必ずゴム手袋をはめ、換気扇を回しましょう。また、目より高い位置で塩素系の洗剤を使用する際はゴーグルを着用してください。なお、特集内で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具によっては使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取扱説明書、また洗剤の注意書きを確認してから使用してください。