笠原将弘の“和食はもっとおおらかでいい。”夏の定番料理「豚バラ肉となすのおかか炒め」
「私が少年時代を過ごした昭和の時代、世の中は今よりもずうっとおおらかだった」という、笠原将弘さん。
ふだんのおかずから、ご飯、汁物まで、「これでいいんだ!」と気持ちが軽くなるようなつくりやすいレシピ92品が詰まった『きょうの料理 笠原将弘の和食はもっとおおらかでいい。』より、気軽に実践できるプロの技で、つくりやすさとおいしさを兼ね備えた、夏にぴったりのレシピを紹介します。
※『きょうの料理 笠原将弘の和食はもっとおおらかでいい。』より再構成しています。
豚バラ肉となすのおかか炒め
笠原家の夏の定番料理といえば、これ!
油と相性がいいなすを豚バラ肉と合わせ、ご飯がすすむメインおかずに仕立てます。
仕上げに削り節を加えてさらにコク出しを。
豚バラ肉となすのおかか炒め
材料(2人分) なす 3コ(300g)
豚バラ肉(薄切り) 200g
削り節 5g
A (しょうゆ・酒・みりん 各大さじ1)
■塩・ごま油
●520kcal ●塩分2.0g 15分*
*なすに塩をふっておく時間は除く。
1 なすはヘタを除き、1㎝厚さの輪切りにする。全体に軽く塩をふって約10分間おき、水けを紙タオルで拭き取る。豚肉は5㎝長さに切って塩少々をふる。Aは混ぜ合わせる。
なすは塩をふって出てきた水分を拭き取ると、アクが抜け、火の通りもよくなる。
2 フライパンにごま油大さじ2を中火で熱し、なすを並べ入れて焼く。上下を返しながら約6分間焼き、両面に焼き色がついたら一度取り出す。
【おおらかPOINT】じっくりと焼き色をつけるために、あまり動かさずに焼くことが大事。
3 同じフライパンに豚肉を入れ、中火でほぐしながら炒める。火が通ったら2のなすを戻し入れ、約5分間炒め合わせる。余分な脂を紙タオルで拭き取り、Aを回し入れ、削り節を加えてサッと炒め合わせる。器に盛り、好みで削り節適量(分量外)をのせる。
豚肉の脂がなすにしみ込み、うまみとコクが増す。調味料を加える前に一度脂を拭き取ると、味がからみやすい。
笠原将弘(かさはら・まさひろ) 東京・新宿の「正月屋𠮷兆」で修業後、実家の焼き鳥店を継ぎ、現在は東京・恵比寿の日本料理店「賛否両論」店主。卓越した料理センスから生まれる独創的な和食が人気を集め、和食界を牽引している。NHK「きょうの料理」の「和食はもっとおおらかでいい。」シリーズもおいしさのツボを押さえた家庭でつくりやすいレシピが大好評。雑誌やテレビ、料理教室などでも幅広く活躍中。

