子どものランドセルが重くて可哀そうだから“必要な教材は先生が家に取りに来て”と要求する保護者 担任が断ると校長室まで乗り込む事態に

写真拡大

学校現場では、時として思いもよらない保護者からのクレームに直面することがある。投稿を寄せた40代男性は、小学校教員として1年生の担任をしていた当時の、強烈な保護者のエピソードを明かしてくれた。

「ランドセルには、各教科と、そのノート、筆箱などを入れて登校しますよね」と大前提を語る男性。ところがある日、保護者から連絡帳で信じられない要望が届いた。

「『重たいので、空で持たせます』と連絡帳が来ました。『学校で必要なときは、先生が(自宅に)取りに来てください』とのことでした」

男性によれば、保護者の言い分は「重たい荷物を持たせるのは可哀想だ」ということだった。(文:篠原みつき)

「『虐待』『体罰』と、かなりお怒りの様子でした」

確かにランドセルは教科書を入れればかなりの重さだが、だからといって教師が1人の児童の荷物を家まで取りにいくなど、さすがに無茶な要求だ。これを男性が断る形で返事をすると、事態は思わぬ方向へ転がる。

「ランドセルに入れて持たせてくださいと連絡したら『虐待』『体罰』と、かなりお怒りの様子でした」

さらに怒り狂った保護者は、校長室へ怒鳴り込んで来たという。

「保護者が学校に荷物をすべて持ってきて、学校にその子のための置き勉スペースが作られました。体操服と白衣などの衛生的に持ち帰りが必要なものは、保護者が週初めと週終わりに取りに来ることになりました」

「何かしらの理由で車登校していたんですけどね」

結局、学校側が折れる形で特別扱いを認める形になった。体操服ぐらいは持てそうな気もするが……。ただ、保護者の手厚いケアは登校手段にまで及んでいたようだ。

「その子は毎日、暑くて、寒くて、雨だから、風が強いし、『歩かせるのがかわいそう』と、何かしらの理由で車登校していたんですけどね」

最近はランドセルの重さが問題視され、リュック登校や置き勉を推奨する自治体・学校もあるが、男性にとっては色んな意味で忘れられない保護者になったようだ。

※キャリコネニュースでは「クレーマーに遭遇したエピソード」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/TOEFU8ZH