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記録的な猛暑が続き、手軽に涼めるネッククーラーや冷却シートなど暑さ対策グッズが人気を集めるなか、間違った使い方による肌のトラブルが増えていて、医師が警鐘を鳴らしています。

【写真を見る】その使い方大丈夫?冷却グッズの使用で皮膚トラブル急増 保冷剤で「凍傷」も…医師が指摘する落とし穴とは

間違った使い方による皮膚トラブルが増加中

連日続く、うだるような暑さを乗り切るため、涼を求めるアイテムとしてネッククーラーや冷却シートなどを利用する人が増えています。

こうした中、大分市の皮膚科専門医は、誤った使い方によるトラブルに注意を促します。

あきこ皮フ科クリニック 伊藤亜希子院長:
「冷却グッズの間違った使い方による皮膚トラブルが増えています」

2か月間で10件以上の相談が…

大分市のあきこ皮フ科クリニックでは、冷感グッズによる皮膚トラブルの相談が、7月までの2か月間で10件以上寄せられました。

あきこ皮フ科クリニック 伊藤亜希子院長:
「例えばネッククーラーは、使っていると多少動くので摩擦でかぶれやすいし、汗をかいてそのままにしておくと、さらに炎症を起こしやすい」

また、長時間の使用によるあせもやかゆみだけでなく、凍傷への注意も呼びかけます。この夏もクリニックでは、保冷剤を長時間あて続けたことで凍傷を発症して、受診した患者もいたということです。

あきこ皮フ科クリニック 伊藤亜希子院長:
「凍傷になる可能性があることを念頭に置きながら冷却グッズを使うことが大切で、特に小さな子どもに使用する際は親が注意してほしい」

やけどをした際は、流水で冷やす応急処置をとることができますが、凍傷は自宅でできる対処法がほとんどないため、クリニックでは体に異変を感じたら一刻も早い医療機関の受診を勧めています。

水ぶくれや凍傷にまで及ぶケースも

冷感グッズによる皮膚トラブルについては、消費者庁も注意を呼びかけていて、あせもや凍傷のほか、製品の液漏れによるかぶれについても指摘しています。

利用者は、使用前に製品の破損がないかを確認することや、短い時間の利用で、肌に異常がないかを確かめながら使うこと。また、汗をかいた際はそのまま放置せず、こまめに拭き取ることが大切です。

症状が出た場合は赤みやかゆみにとどまらず、水ぶくれや凍傷にまで及ぶケースもあります。

また、皮膚の一部の色が濃くなる色素沈着を起こし、痕が残ってしまう恐れもあるため、異常を感じた際は速やかに使用を中止し、医療機関の受診が必要となります。