YouTubeチャンネル「韓国 JIN」のJINが、「人種差別に対抗するBTS、グラミー賞出品見送りについて韓国人はどう思う?」と題した動画を公開した。動画では、BTSが次回のグラミー賞へのエントリーを見送った背景や、新設されたアジア系部門に対する見解について解説している。

動画ではまず、グラミー賞が新たに「ベスト・アジアン・ポップ・ミュージック・パフォーマンス」部門などを新設したニュースに触れ、これが「主要部門からアジアの音楽を排除しようとする意図だ」と一部で批判されていることを紹介。この動きに対し、BTSはエントリーの「見送り」を決定した。JINは、メンバーのRMがInstagramで「音楽が地域や言語によって分断されるのではなく、音楽は音楽として聴かれ愛されることを願っています」と発言したことを引用し、彼らの音楽に対する真摯なスタンスを強調した。

続けてJINは、アメリカ音楽業界における差別の歴史に言及。かつてマイケル・ジャクソンがMTVの黒人音楽差別に抗議し、所属アーティストのMV提供を拒否する「ボイコット宣言」をしたことで初めて黒人のMVが放映されたエピソードを紹介し、今回のBTSの行動もその歴史的な抗議に似た意義を持つと分析した。さらに、グラミー賞はあくまでアメリカの音楽業界関係者の投票で決まるローカルな賞であり、必ずしも大衆人気と直結するわけではないという視点を提示した。

最後にJINは、「BTSは世界的な人気を確立しており、グラミー賞にこだわる必要はない」と総括。すでに国連でのスピーチや世界的なスタジアムツアーを成功させている実績を挙げ、韓国のファンも今回の決断を誇りに思い、全面的に支持していると語った。賞の枠組みにとらわれず、純粋に音楽を届ける姿勢を貫くBTSの今後の活動に、世界中からさらなる期待が寄せられている。

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