菅野智之、怒とうの7連勝で11勝目 圧巻12人連続斬り→7回途中1失点 7月で米1年目の自分超え “MLBトップ”の無双状態もロッキーズ最終登板の可能性
◆米大リーグ ロッキーズ3―1ロイヤルズ(31日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)
ロッキーズ・菅野智之投手(36)が31日(日本時間8月1日)、本拠地・ロイヤルズ戦に先発。6回2/3を5安打1失点でメジャー移籍後最多の11勝目を挙げた。83球で2奪三振、無四球の好内容。防御率4・47となった。6月以降は無傷の7連勝。現地放送局によると、6月1日以降の7勝0敗はレイ(ジャイアンツ)と並んでメジャートップとなった。
この日は悪天候で試合開始が1時間遅れとなったが、右腕には関係なかった。初回はわずか8球で3者凡退。3番カグリオンは4球目の93・3マイル(約150・2キロ)直球で空振り三振と高めの釣り球に手を出させる球威があった。
味方が1点を先制した直後の2回。先頭の4番ペレスに遊撃強襲の安打を許すも続くマッシーをカットボールで三ゴロ併殺打。6番コリンズの打球はダイビングキャッチを試みた中堅ドイルが後逸したことで三塁打となったが、7番レーブを冷静に遊ゴロに打ち取った。
3〜5回はパーフェクト投球。3点リードの6回。2死からジェンセンに許した13者ぶりの安打が15号ソロとなって失点。続くトーマスにも中前打を浴びたが、カグリオンを中直に料理して最少失点で食い止めた。7回は先頭のペレスに中前打を打たれ、その後2死二塁となったところで救援陣に後を託した。
前回7月24日(同25日)の敵地・ブルワーズ戦では6回途中6安打2失点と好投し、メジャー移籍から2年連続の2ケタ勝利を到達。1年目(オリオールズ)とは異なるチームでの達成は日本人初の快挙だった。7月には右手中指の爪が割れたことや背中の張りなどで負傷者リスト(IL)に入った期間もあったが、復帰後も変わらない安定感を見せている。
チーム最多11勝(4敗)の菅野に関しては現地でもトレードの可能性が取り沙汰されている。今季もナ・リーグ西地区で最下位に沈んでいるロッキーズ。チーム再建を目指して1年契約のベテラン右腕を先発補強を狙う球団に放出し、若手選手を獲得する可能性は十分に考えられる。トレード期限は米東部時間8月3日午後6時(同4日午前7時)。この日がロ軍では“最終登板”だったかもしれない。

