被爆前後の写真をカラー化「記憶の解凍」 バリアフリー上映
被爆前後の白黒写真をカラー化する過程を描いた映画のバリアフリー上映が、31日から広島市内の映画館で始まりました。
広島市中区の「八丁座」で上映が始まったのは、映画「記憶の解凍」です。
監督を務めた庭田杏珠さんが、高校時代から続ける被爆前後の日常の白黒写真を、AIや体験者との対話をもとにカラー化する取り組みを、子どもたちにも見てもらおうとアニメーションも織り交ぜて描きました。
今回、八丁座で初めて行われたのが、目や耳の不自由な人も映画を鑑賞することができるバリアフリー上映です。
東京にある障がい者など全ての人が映画を楽しめるように配慮した「ユニバーサルシアター」を参考にしました。目の不自由な人にも参加してもらい、バリアフリー化の準備を進めました。
導入したのが耳の不自由な人のための「字幕メガネ」です。セリフや効果音などの字幕がリアルタイムで表示されます。
また、目の不自由な人は専用のアプリを使って、音声ガイドを聞きながら作品を楽しむことができます。
「本当のバリアフリーという形になってきているので良かったんじゃないかと。見やすくなるので、できるだけやってほしいなと思います。」
■庭田 杏珠 監督
「命の尊さとか愛や人の温もりをテーマに描いているので、まさにバリアフリー上映が必要だと感じているので、お子様から大人の方まで体験していただけたらうれしいです。」
バリアフリーで楽しめる映画は、8月20日まで上映されます。
【2026年7月31日 放送】
