香港前場:ハンセン0.03%安で4日ぶり反落、上海総合は1.2%下落
30日前場の香港マーケットは、主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前日比8.99ポイント(0.03%)安の25798.93ポイントと4日ぶりに反落する一方、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は9.99ポイント(0.12%)高の8633.51ポイントと4日続伸した。売買代金は1620億7410万香港ドルにやや縮小している(29日前場は1730億3910万香港ドル)。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中東情勢の緊迫化や、米金融政策の不透明感などが重しだ。米イランの攻撃応酬を手がかりに原油相場が急反発し、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて米長期金利が上昇している。米半導体株安も逆風。人工知能(AI)を巡る巨額投資の警戒感や、半導体メモリーの生産過剰が警戒される中、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5.3%安と5日続落した。約3カ月ぶりの安値を付けている。
ただ、下値は限定的。下半期の経済政策方針や金融政策の方向などを決定する中国共産党中央政治局の月例会議が週内に開催されるとあって、追加の景気刺激策に対する期待感が高まっている。ハンセン指数もプラス圏で推移する場面がみられた。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が6.5%安、光学部品OEMメーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が6.1%安、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(レノボ:992/HK)が5.1%安と下げが目立った。
セクター別では、半導体が安い。SMICのほか、上海天数智芯半導体(9903/HK)が10.0%、華虹宏力半導体(1347/HK)が8.4%、蘇州納芯微電子(2676/HK)が6.0%、峰チョウ科技深セン(1304/HK)が4.6%ずつ下落した。
携帯端末やスマート製品の関連銘柄も急落。舜宇光学のほか、携帯端末OEMメーカー大手の富智康集団(2038/HK)が8.1%安、カメラモジュール生産の高偉電子(1415/HK)が5.1%安、スマートフォン部品メーカーの丘タイ科技(1478/HK)が5.0%安、電子機器受託製造サービス(EMS)大手の立訊精密工業(2475/HK)が4.6%安で引けた。
ロボット関連の銘柄も売られる。南京埃斯頓自動化(2715/HK)が10.9%安、広東華沿機器人(1021/HK)が7.7%安、深セン市優必選科技(9880/HK)が5.6%安、深セン市越疆科技(2432/HK)が4.9%安で前場取引を終えた。
半面、中国の不動産セクターはしっかり。融創中国HD(1918/HK)が3.6%、旭輝(884/HK)が2.7%、中国奥園集団(3883/HK)が2.6%、中国海外宏洋集団(81/HK)が2.4%ずつ上昇した。
そのほか、業績動向を手がかりにした物色も活発化。民営教育サービス事業者の新東方教育科技集団(9901/HK)が17.1%高と急伸した。同社が公表した四半期決算は776%増益で、市場予想を上回っている。ほか、ビールメーカー大手の百威亜太HD(バドワイザーAPAC:1876/HK)が7.4%高。同社の中間決算は16%増益と堅調だった。
本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.15%安の3784.55ポイントで前場取引を終了した。ハイテクが安い。素材、医薬、インフラ関連、公益、証券なども売られた。半面、消費は高い。エネルギー、運輸、銀行・保険も買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中東情勢の緊迫化や、米金融政策の不透明感などが重しだ。米イランの攻撃応酬を手がかりに原油相場が急反発し、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて米長期金利が上昇している。米半導体株安も逆風。人工知能(AI)を巡る巨額投資の警戒感や、半導体メモリーの生産過剰が警戒される中、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5.3%安と5日続落した。約3カ月ぶりの安値を付けている。
ただ、下値は限定的。下半期の経済政策方針や金融政策の方向などを決定する中国共産党中央政治局の月例会議が週内に開催されるとあって、追加の景気刺激策に対する期待感が高まっている。ハンセン指数もプラス圏で推移する場面がみられた。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が6.5%安、光学部品OEMメーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が6.1%安、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(レノボ:992/HK)が5.1%安と下げが目立った。
セクター別では、半導体が安い。SMICのほか、上海天数智芯半導体(9903/HK)が10.0%、華虹宏力半導体(1347/HK)が8.4%、蘇州納芯微電子(2676/HK)が6.0%、峰チョウ科技深セン(1304/HK)が4.6%ずつ下落した。
携帯端末やスマート製品の関連銘柄も急落。舜宇光学のほか、携帯端末OEMメーカー大手の富智康集団(2038/HK)が8.1%安、カメラモジュール生産の高偉電子(1415/HK)が5.1%安、スマートフォン部品メーカーの丘タイ科技(1478/HK)が5.0%安、電子機器受託製造サービス(EMS)大手の立訊精密工業(2475/HK)が4.6%安で引けた。
ロボット関連の銘柄も売られる。南京埃斯頓自動化(2715/HK)が10.9%安、広東華沿機器人(1021/HK)が7.7%安、深セン市優必選科技(9880/HK)が5.6%安、深セン市越疆科技(2432/HK)が4.9%安で前場取引を終えた。
半面、中国の不動産セクターはしっかり。融創中国HD(1918/HK)が3.6%、旭輝(884/HK)が2.7%、中国奥園集団(3883/HK)が2.6%、中国海外宏洋集団(81/HK)が2.4%ずつ上昇した。
そのほか、業績動向を手がかりにした物色も活発化。民営教育サービス事業者の新東方教育科技集団(9901/HK)が17.1%高と急伸した。同社が公表した四半期決算は776%増益で、市場予想を上回っている。ほか、ビールメーカー大手の百威亜太HD(バドワイザーAPAC:1876/HK)が7.4%高。同社の中間決算は16%増益と堅調だった。
本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.15%安の3784.55ポイントで前場取引を終了した。ハイテクが安い。素材、医薬、インフラ関連、公益、証券なども売られた。半面、消費は高い。エネルギー、運輸、銀行・保険も買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
