海外で1000万回再生のバズり飯 未知なるウマさ「ホットハニーエッグ」を実際に作ってみた

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 海外のInstagramをはじめとするSNS上で、調理動画が1000万回以上再生されるなど爆発的な注目を集めている卵料理があります。その名も「ホットハニーエッグ(Hot Honey Eggs)」。

 料理名からして卵を使っていることは明白ですが、気になるのはやはり「ホットハニー(辛くて甘いハチミツ)」という未知の組み合わせです。果たして美味しいのか、そもそもどんな味なのか、実際に調理してその実力を検証してみました。

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■ ホットハニーエッグの材料 チリオイルは自家製で代用

 今回用意した基本の材料は、生卵2個、はちみつ、とろけるモッツァレラチーズです。さらに味の決め手となるトッピングとして、フライドガーリック、フライドオニオン、そしてチリオイルを使用します。

 今回は市販のチリオイルが近所のスーパーで手に入らなかったため、オリーブオイルに輪切り唐辛子を加えて加熱する即席の手法で代用することにしました。

 まずフライパンにオリーブオイルを大さじ1程度ひき、少量の唐辛子を加えて弱火にかけます。ペペロンチーノを作るときの要領で、唐辛子の辛味をじっくりと油に移すように時間をかけて炒めたら、そのオイルの半量を別の器に取り分けます。

 別の器に取り分けたオイルには、フライドガーリックとフライドオニオンをそれぞれ小さじ1程度加え、よく混ぜ合わせて特製の合わせ調味料として取っておきます。

■ はちみつとチーズがふつふつ フライパンに広がる甘美な香り

 ここからがいよいよ本番です。フライパンに残しておいた半量のオイルに、はちみつ大さじ1をダイレクトに加えます。再び弱火にかけ、全体が温まってふつふつと泡立ってきたら、とろけるモッツァレラチーズをひとつかみ程度、フライパンへ円状に広げるようにして投入します。

 チーズが溶け始めたら、その上に生卵2個を割り入れます。

 あとはフライパンにフタをして、好みの黄身の硬さになるまでじっくりと蒸し焼きにしていくだけ。しばらくするとフタの向こうで白身がふっくらと固まり、はちみつとチーズが融合した周囲のタレが香ばいきつね色に色づき始めます。ここで、最初に分けておいた具材入りの特製チリオイルを上からまんべんなく回しかけます。

 あつあつの状態で丁寧にお皿へと移せば、これにて「ホットハニーエッグ」の完成。フライパンの底でハチミツと共にじっくり焼かれたモッツァレラチーズは、まるでレース仕立てのお焦げのようにカリカリの羽根を形成しており、見ているだけで食欲がそそられます。

■ 甘じょっぱさがたまらない はちみつと特製オイルの悪魔的融合

 しかしながら、完成を迎えても今なお、味の予測がつきません。口に運んだ瞬間、思わず「ほう……!」と声が出ました。今まで食べたことのない、未知の味わいです。

 日本の醤油や塩こしょうで食べる目玉焼きとは完全に一線を画しており、はちみつの濃厚な甘み、モッツァレラチーズのコク、そして自家製チリオイルのキリッとした辛味とフライドガーリックの旨味が絶妙なバランスで融合しています。口の中で甘さと辛さが交互に押し寄せる、抜群の「甘じょっぱさ」がクセになります。

 箸をヤワヤワな黄身へと突き立てると、中から濃厚で鮮やかな半熟の黄身がとろ〜りとあふれ出してきました。これをカリカリに仕上がった香ばしいお焦げチーズ、そしてザクザクとしたフライドオニオンにたっぷりと絡めながら一緒に持ち上げて頬張ると、まさにやみつきになる美味しさです。

 このホットハニーエッグ、決して白ご飯が無限に進むような和食系の味付けではありません。しかし、コク深くピリッと引き締まった上品で大人な洋食の味わいに仕上がっているため、単体で楽しむのはもちろん、こんがり焼いた食パンの上にのせてトーストアレンジとして味わうには最高の相棒となってくれそう。気づけばあっという間にお皿はピカピカ、大満足の完食となりました。

 いつもの目玉焼きのレパートリーにちょっぴり飽きてしまった方や、海外で流行中のバズり飯を体感してみたい方は、ぜひお試しあれ。

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026073004.html