イヤホンは耳を塞がないタイプを一日中装着する。こだわりの機能で“ながら聴き”が快適な「イヤーカフ」イヤホン
耳を挟みこむ形で装着する「イヤーカフ」タイプのイヤホンが存在感を増している。耳を完全には塞がないので、周囲の音もしっかり聞こえるのがメリットだ。圧迫感も少ないと、人気を呼んでいる。
装着感の軽さを武器に一昨年から大流行
現在注目を集めているイヤーカフイヤホン。それを流行らせるきっかけになったのが、2024 年2 月にファーウェイが発売した「Free Clip」だった。本機は、快適な装着感と高い音質、左右の区別がないことによる利便性を武器に人気を博した。その後、昨年は多くのメーカーがイヤーカフイヤホンの市場に参入。現在は群雄割拠の様相を呈している。
イヤーカフイヤホンの最大の魅力は、着けていることを忘れるほどの軽快な装着感。カナル型と異なり耳を塞がないので、圧迫感を感じることがない。そのため長時間使用時の疲れも感じることが少ない。耳に挟むスタイルなので、落ちにくさという面も優秀だ。また、外音を取り込めるので移動時にも使いやすい。最近は音漏れしにくいモデルも登場しており、その魅力は高まるばかりだ。
▶イヤーカフ型のメリット
■周囲の音が自然に聞こえる「ながら聴き」に最適
耳の穴を塞がないオープンな構造が特徴。音楽を聴きながらでも周囲の音や人の話し声を、自然に聞き取ることができる。
■耳への負担が少なく、長時間の装着でも快適
着けていることを忘れるほど装着感が軽く、痛みや不快感は皆無。バッテリーがなくなるまで、1日中装着し続けていても快適だ。
■安定した装着感とファッション性の両立
イヤーカフイヤホンの外装は、シリコンなどの滑りにくい素材でできており、運動中でも外れにくい。外れることは滅多にないほどだ。
4つのシーンでイヤーカフイヤホンをお試し!
【私がお試し!】
テックライター・畑野壮太さん
日本初のデュアル振動板搭載で高音質で音声再生が可能

ファーウェイ
FreeClip 2
2万7280円(直販価格)
前モデルより軽量小型化し、より快適な装着感を実現した新製品。その一方で、デュアル振動板ドライバーの搭載による高音質化、通話時のノイズキャンセリング性能の向上、前モデルより高い防水性能も実現した。
ポチップ SPEC ●ドライバーユニット:10.8mmデュアル振動板●再生周波数帯域:20Hz〜20kHz●バッテリー持続時間:音声再生時約9時間、通話時約6時間●Bluetooth:ver.6.0●イヤホン単体質量:約5.1g
1.仕事中にお試し!

耳が全く疲れないのでずっと着けていられる
4時間以上のデスク作業で使用。これほどの長時間、カナル型イヤホンやヘッドホンを着けていると疲れを感じるが、イヤーカフイヤホンならそれがない。ウェブ会議にも使える。
2.移動中にお試し!

外音がしっかり聞こえる音量の自動調整機能も優秀
周囲の音が十分聞こえるので、交通量の多い場所でも安心して使える。外音の大小に応じて音量を自動調整する機能も搭載しているので、ボリュームはいつでも快適だ。
3.買い物中にお試し!

イヤホンを着けたまま人との会話ができる
着けたままでも人の声がしっかり聞こえるので、店員などとの会話時にも、音量を下げたり、イヤホンを外したりする必要がない。エレベーター内での音漏れも気にならない。
4.ワークアウト中にお試し!

激しく動いても脱落せず安心して身体を動かせる
ワークアウト中は、頭の向きが下になったり、振動があったりと、イヤホンが脱落しやすい。だがイヤーカフイヤホンであれば、そんなシーンでも外れる心配が少ない。
【結論】ノイキャンなしでも一択レベルの快適さ
イヤーカフイヤホンは、その構造上、アクティブノイズキャンセリング機能がない。だがそれが不要であれば、これ以上ない製品だ。メガネのテンプルに干渉しないのも、メガネユーザーとしては非常に快適だった。
有名メーカーからも続々と登場!2026年最新イヤーカフイヤホン
イヤーカフイヤホンは、昨年から多数のメーカーが参入。それぞれ違った長所を持つ製品が登場したことで、選択肢も多くなった。
【装着感にこだわる】耳形状の3Dデータを使った設計で長時間でも快適な装着感を実現

ソニー
LinkBuds Clip
オープン価格(直販価格2万9700円)
シーンにあった音設定に切り替えられる機能を搭載。音設定には「スタンダード」、「音漏れ低減」、喧騒のなかでも通話相手の声を聞き取りやすい「ボイスブースト」の3つがある。3分の充電で約60分の再生が可能だ。
ポチップ SPEC ●ドライバーユニット:10.0mm●再生周波数帯域:20Hz〜20kHz●バッテリー持続時間:音声再生時約9時間、通話時約4時間●Bluetooth:ver.5.3●イヤホン単体質量:約6.4g

【音漏れ防止にこだわる】耳穴に対する音のコントロール+逆位相で音漏れを軽減

ボーズ
Ultra Open Earbuds
3万9600円(直販価格)
どのような場所でも環境音をしっかり取り込む「OpenAudioテクノロジー」を搭載。周囲の状況に気を配りながら、音を楽しめる。ボーズのサウンドバーやスピーカーと連携させ、テレビの音をイヤホンに転送することも可能。
ポチップ SPEC ●ドライバーユニット:非公表●再生周波数帯域:非公表●バッテリー持続時間:音声再生時最大約7.5時間●Bluetooth:ver.5.3●イヤホン単体質量:非公表

【低音再生にこだわる】独自のドライバーシステムが力強い低音を生み出す

ショックス
OpenDots ONE
2万7880円(直販価格)
GREEN FUNDINGのイヤホン部門史上最大の、支援金額3.1億円を集めた製品。デュアルドライバーシステムと独自の技術によって、力強い低音を鳴らす。ドルビーオーディオにも対応し、イコライザーのカスタマイズも可能。
ポチップ SPEC ●ドライバーユニット:非公表●再生周波数帯域:100Hz〜20kHz●バッテリー持続時間:音声再生時約10時間、通話時約6.3時間●Bluetooth:ver.5.4●イヤホン単体質量:約6.5g

【音質にこだわる】4つのマイクとAIでノイズを効率的に除去する

アンカー・ジャパン
Soundcore AeroClip
1万7990円(直販価格)
4つのマイクとAIによるノイズ低減で、通話相手にクリアな音声を届けるモデル。12mmのチタンコート振動板による重低音も魅力だ。ブリッジ部分には、約2万回折り曲げても形が変わらない(※)形状記憶素材を採用。
※アンカー調べ
ポチップ SPEC ●ドライバーユニット:12mmダイナミック●再生周波数帯域:2.40〜2.48GHz●バッテリー持続時間:最大8時間(イヤホン本体)/最大32時間(充電ケース使用時)●Bluetooth:ver.5.4●イヤホン単体質量 (片耳) :約5.9g

※「GetNavi」2026年5月号に掲載された記事を再編集したものです。
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