公園でのボール遊び禁止について、独自の見解を述べた鄭大世。(C)SOCCER DIGEST

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「公園でボールを蹴ってはいけない。それが、日本サッカーにも影響していると思います」

 そう訴えたのが、元Jリーガーの鄭大世氏だ。

 近年、一部の公園でボール遊びが禁止されるケースがある点について、鄭大世氏は「禁止」という結果そのものだけでなく、それを受け入れる社会のあり方にも目を向けるべきだと語る。

「皆さんは、“ボール遊び禁止”にする役所の対応が問題だと言います。でも、そうではなくて、禁止されたことに対して、なぜ文句を言わないのか」

 鄭大世氏が疑問を投げかけるのは、納得できないことがあっても、それに対して声を上げる人が少ない現状だ。

「おそらく1人のクレームで役所は対処しないといけない。それに対し、『なんで禁止にするんだ』と反論する人が10人いたらきっと取り消される。数の論理です。でも、それをほとんどの人がしません」
 
 ボール遊びが禁止される現状を受け入れるだけではなく、必要な場面では自らの意思を示すことも大切ではないか--。鄭大世氏は、そうした意識のあり方が日本サッカーの未来にも関わると持論を述べた。

「学校教育の弊害なのか、日本には『やれ』と言われたことをやらなければいけない風潮がある。でも、そこで声を上げてもいい。子どもたちが広い公園でボールを蹴れないなんて、日本サッカーの未来に間違いなく影響しますよ」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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