デリカD:5を中心に1400台ものデリカファミリーが集い、 「見て」、「買って」、「触れ合える」 日本最大級のデリカの祭典

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デリカファンミーティング2026
@ふじてんスノーリゾート特設会場
開催日:2026年7月5日(日)




グリーシーズンのスキー場を目指す長い車列。日本におけるRVブームの嚆矢(こうし)になったスターワゴン、スペースギア、D:5、ミニ……歴代デリカファミリーが一堂に会する日本最大級の「デリカの祭典」が、ふじてんスノーリゾートで開催された。


全国から集った約1400台もの歴代デリカは、どノーマル状態からタイヤ&ホイールのみの変更、構造変更を伴う大胆なリフトアップまで、まるで「原寸大のプラモデル」を楽しむかのようにオーナーのこだわりや個性が色濃く反映されていた。
 
参加車の大半はデリカD:5。スロットグリルの前期(2007~19年)、ダイナミックシールドを全面に押し出した中期(19~25年)、ホイールアーチモールが追加された現行の後期(26年~)まで、駐車場を埋め尽くした参加車を見学しながらフロントフェイスの変遷ぶりや、モデルごとのカスタムの違いを比べてみるのも、こうしたワンメイクのカーイベントの楽しみ方のひとつ。顔は変わっても基本はブレずに、走りの性能はブラッシュアップを続けているのがロングセラーであり続ける理由だろう。
 
アフターパーツメーカーが各年式に適合するアイテムを作り分けてラインアップしているのは、ユーザー数の多さと根強い人気の証だ。


弟分のデリカミニも勢力を拡大中。愛されキャラクターの「デリ丸。」をダッシュボードやシートに乗せているユーザーが多いのがほほえましかった。前後のバンパーガードやルーフラック、リヤラダー、オフロード系のタイヤ&ホイールなど、カスタムの方向性は兄貴分のデリカD:5をトレースしている。親しみやすさとたくましさを併せ持つのがデリカミニの個性であり、三菱車らしいオフロードを意識したスタイルで他社のスーパーハイトワゴンとの違いを明確に打ち出していた。


カスタムの世界ではハイエースやジムニーと並んで「イジりがいのあるクルマ」の代表格であるデリカD:5。ゆえに、有名アフターパーツブランドやプロショップの物販は大盛況で、バンパーガードやマフラー、ルーフラックなど、通販でも宅配が不可で「配送業者の営業所留め置き」扱いになる大型商品を買い求めるユーザーが多かった。1万円近い送料を節約できて、欲しいアイテムをその場で買って持ち帰れるのは大きな魅力だし、3列目シートを格納すればこうした大物も積み込める積載性の高さはデリカD:5の強み。DIYで作業する場合、同じパーツを装着しているオーナーに声をかけて、取り付け方のコツや注意点などを教えてもらうという方法もアリだ。
 

三菱4WDの実力を体感
 
45度登坂4WD体感・試乗
 

雨が降りしきりタイヤが滑りやすいコンディションにもかかわらず、ビッグトルクを無駄なく伝える4WDの駆動力と、スリップを抑えるトラクションコントロールなど電子デバイスのサポートで楽々クリア。

 
有名アフターパーツブランド、ショップが大集合
 
auto flags


あえて前期型のデリカD:5も展示し、前期から後期型までパーツラインアップの充実ぶりを訴求。物販は終日人だかりができていた。
 

MLJ


後期型デリカD:5用インセットが追加されたXTREME-J(エクストリーム ジェイ)XJ08や、力強い4本スポーク×ウインドーデザインのQUAD(クアッド)など注目モデルを展示。
 

DELTA FORCE


ロングセラーで不動の人気を誇る OVAL(オーバル)は前期、中期、後期モデルごとにインセットを設定。後期用はコンケイブの深さを強調。

 
BRIDE

 
ロングドライブの機会が多いデリカD:5だから、長時間座り続けても疲れにくいシートを奢りたい。試座で快適な座り心地を体感。
 

JAOS

 
待望の後期型デリカD:5用フェンダーガーニッシュtype-Xがリリース。ホイールアーチモールが付いてもワイドな迫力は不変だ。

 
MDF EQUIPMENT

 
リブボーンフレームに手を加えず、独自のポップアップルーフを架装して屋根上に「もうひと部屋」追加するD:POPでおなじみ。
 

FLEX

 
オリジナルパーツブランド「67 ROKU NANA」仕様など3台のデリカD:5カスタム車を展示。カスタム済みの新車・中古車も在庫豊富。

リアルオーナー直伝
技ありカスタム術
 
Owner
01

ヘイストさん
2025年式デリカD:5


中期の最終モデルで、USトラックを彷彿とさせる大胆なD:5のエンボスをあしらったフロントグリルが印象的なWeed(ウィード)の新車コンプリートカー、WARLOCK(ワーロック)をベースに、好みのパーツでアレンジ。
 

Owner
02

池ちゃんさん
2025年式デリカミニ


エブリイワゴンの故障をきっかけに乗り換え。ACCなどの運転支援装備が充実するデリカミニを選択した。仕事(看板広告業)の技術を生かして、AXCR(アジアクロスカントリーラリー)のサポートカーを模した自作のラッピングフィルムをこのイベントの前日に完成させた。
 

Owner
03

おっちんさん
2025年式デリカミニ

 
先代デリカミニを購入してから10カ月で新型に乗り替えた理由は、ノンターボで加速が不満だったから。ホイールの色選びは生成AI画像を参考に、意外に似合いそうな白×黒を選んだ。
 

Owner
04

焚火屋さん
2026年式デリカD:5

ランクル250が欲しかったが、売っていないし価格も高いので、後期D:5を発売前に予約。ボルクレーシングTE37も納期が長く、方々探しまわって入手。今後はローマウントのラックやヒッチを装着予定だ。

<文=湯目由明 写真=山内潤也>