トランプ米大統領(19日)=AP

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 【ワシントン=阿部真司】米中央軍は20日、10日連続でイランを攻撃したと発表した。

 米CNNはイラン国内の複数の場所で爆発があったと報じた。トランプ米大統領はイランによる攻撃で米兵の死亡が相次いだことを受けて報復を強化する考えを示しており、米軍の攻撃激化で情勢がさらに悪化する可能性がある。

 トランプ氏は20日、攻撃に先立ち、自身のSNSに「イランが米兵を1人殺害するたびに何倍もの代償を支払わせる」と投稿した。米国防総省などによると、17日以降、イランの攻撃などで、ヨルダンイラクに駐留する米兵計3人が死亡した。7日以降の米兵の負傷者は約100人に上るという。

 米中央軍は20日に発表した攻撃について、目的は「ホルムズ海峡で商船への攻撃に使われるイランの軍事能力を低下させる」ことだとしている。CNNによると、現地メディアは、イラン南部の港湾都市バンダルアッバスやペルシャ湾のゲシム島などで複数の爆発があったと報じた。

 CNNは、仲介国が緊張緩和に向けて10日間の停戦を提案している一方、米政府当局者が「トランプ氏はイランに代償を支払わせることに注力している」と語ったと伝えた。