落合博満氏 継投完全試合「二人でのパーフェクトはもう一生涯できない」
現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(72)が17日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。山井大介投手が8回パーフェクトで、9回から岩瀬仁紀投手に継投した2007年日本シリーズについて、レギュラーシーズンなら「投げさせていると思う」と当時の心境を明かした。
史上初の継投による日本シリーズ完全試合。もしペナントレース中だったらと質問された落合氏は「投げさせていると思う。本人が行くっていうんであれば。本人がダメって言うんだったら、行けとは言えない。もうそこで(気持ちが)切れているわけだから、そこで“もう一回ちゃんと行ってこい”と言ったっていい結果が出るはずはない。山井の大英断だな」と語った。
継投完全試合については「二人でのパーフェクトはもう一生できない。一人でのパーフェクトの可能性はある。8回までパーフェクトで9回に抑えが行ってパーフェクトというのは、この先まずない」。その理由は「また(世間が)どうやって騒ぐか分からないから」。
日本シリーズに優勝しても、山井投手の降板に批判意見は多かったが「言いたいヤツには言わせておけ。現場を預かる人間はそんなこと知ったこっちゃない。勝つことが全て。選手も勝つことがすべてと思ってやったから。(山井は)心のどこかにこのまま投げてパーフェクトやりたい気はあったと思うけど、優勝したい比重の方が大きかったんじゃないかな」と当時を振り返った。
山井氏は落合氏が監督退任後の2013年にノーヒットノーランを達成。14年には最多勝と最高勝率のタイトルを獲得。プロ野球史に名を刻んだ。

