アルゼンチン代表の主力たちが“横断幕問題”で出場停止となる可能性が浮上!英メディアは「金銭的制裁が濃厚だが…処分を求める圧力が強まっている」【W杯】
因縁の対決としても注目を集めた大一番だったが、試合後にアルゼンチン代表の複数の選手がとった行動が物議を醸している。クリスティアン・ロメロ、リサンドロ・マルティネス、ジオバニ・ロ・チェルソの3人が「マルビナス諸島(英国ではフォークランド諸島)はアルゼンチンのものだ」と書かれた横断を手に勝利を祝ったのだ。さらに試合後のインタビューでレアンドロ・パレデスも「フォークランド諸島はこれからも永遠にアルゼンチンのものだ」と発言。国際的な問題へと発展し、FIFAが調査に乗り出したと複数の欧米メディアが報じている。
英メディア『talkSPORT』は「ロメロらアルゼンチン代表選手、フォークランド諸島を巡る抗議行動で出場停止の可能性」と題した記事を掲載。「ワールドカップでフォークランド諸島に言及した旗を掲げたアルゼンチン代表に対し、処分を求める圧力が強まっている。FIFAの規則では政治的なスローガンやシンボル、旗の掲示は厳しく禁止されており、試合前にもスタンドでは複数の横断幕が撤去されていた」と説明する。そのうえで、英政府の高官や閣僚が非難するコメントなどを紹介した。
さらに同メディアは「FIFAは2014年、スロベニアとの親善試合前に起きた類似の出来事を受け、アルゼンチン協会に2万ポンド(約440万円)の罰金を科した。今回も金銭的制裁となる可能性が高いとみられるが、同様の違反を繰り返している点も考慮されることになる」と予測した。
加えて、「UEFAはEURO2024決勝でイングランドを2−1で破った後、『ジブラルタルはスペインのものだ』とチャントを歌ったスペイン代表のロドリとアルバロ・モラタに対し、1試合の出場停止処分を科した」と前例に言及。「もし今回、フォークランド諸島を巡る抗議に関与したアルゼンチン選手にも即時の1試合出場停止が科されれば、日曜日のスペインとのワールドカップ決勝を欠場することになる」と見立てた。
そして、「この問題は、FIFAが今大会を通じてメッシ率いるアルゼンチンを優遇しているとの根拠のない批判も出ているなかで起きており、どのような判断を下すかは厳しく注視されることになりそうだ」と論じた。
はたしてFIFAはいかなるリアクションを示すのか。世紀のファイナルを前に、事態は風雲急を告げている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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