広島テレビ放送

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 手足や口の中に発疹ができる手足口病の流行が広がっています。広島県内では警報が発令される中、夏本番に向け注意が必要です。

 乳幼児を中心に、主に夏に流行する手足口病。飛沫(ひまつ)や排せつ物を介したウイルス感染によるもので、手のひらや足、口の中などに発疹ができます。多くは軽症ですが、まれに脳炎などを起こすこともあります。

 手足口病には、ワクチンや治療薬はありません。感染しないためには、どのような対策をとる必要があるのか専門医に聞きました。

■堀江内科小児科医院 堀江 正憲 院長
「一番大事なのは“手洗い”。 それから便から口の中に入ってくるウイルスなので、排せつの管理をしっかりしないといけない。夏は体力を消耗するので、夏バテしやすい方は手足口病だからといって侮らないで対応した方がいい。」

 県内では6月、福山市保健所の管内で1医療機関当たりの患者数が5人を超え、2年ぶりに県内に警報が発令されました。県全体では4.30人まで増えていて、去年に比べて流行が広がっています。
 これから迎える夏本番。広島市の幼稚園でも細心の注意を払っています。

■永照幼稚園 龍永 和成 理事長
「水遊びやプール遊びの際には、タオルの共用がないように保育者のほうで気をつけたり、また0歳1歳の乳児はペーパータオルで拭いて(紙を)破棄して、そこから感染が広がないように心がけています。」

 この園では先生たちも食事の際に手袋を着用するなど、対策を徹底しているといいます。例年、感染が落ち着く秋頃まで注意が必要です。

 手足口病は大人でもかかることがあり、大人のほうが症状がひどくなることがあります。
 2年ぶりに流行が広がっているということですが、主な対策としては、「石鹸で手を洗う」ことや「家族でもタオルを共用しない」こと、「排泄物はマスクや手袋なを使用し適切に処理する」などが挙げられています。
 乳幼児が感染しやすい病気ということなので、周りの大人たちが対策をしていくことが求められます。

【2026年7月10日 放送】