世間には“4種類”の声が…週刊文春で連載中の橋本愛があえて“ハラスメント過去”を公にした覚悟

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佐藤二朗の反撃

女優・橋本愛(30)と佐藤二朗(57)の“ハラスメント騒動”が泥沼化している。

4月クールのドラマ『夫婦別姓刑事』(フジテレビ系)の撮影中、佐藤がアドリブで橋本のあごに触れたことが発端となったのは周知の通り。

過去のハラスメント被害から、橋本が身体接触に制限を設けていることを事後に知らされた佐藤は2度にわたって彼女の楽屋を訪ね、

「(身体接触がNGならば)夫婦役を受けるべきではない」

「俳優を続けるべきではない」

と本人に伝達。それをフジのコンプライアンス担当の弁護士が「重大なハラスメント」とジャッジした――と文春オンラインおよび週刊文春が報じたのだが、納得のいかない佐藤は7月9日発売の週刊新潮で橋本側とのやり取りの詳細や、フジの仕切りの悪さについて暴露。泥仕合の様相を呈しているのだ。

今回の騒動に対する世間の評価は大きく4つに分かれる。

1つは佐藤がアポなしで楽屋に乗り込んだ事実、キャリア否定発言を踏まえ

〈ハラスメントと認定されるのは当然〉

という声。

2つめは橋本の反応が「過剰」だとする意見。

3つめはフジテレビの“監督不行き届き”を問う声。

最後、4つめが橋本の所属事務所に対する疑問。クランクイン前に接触制限についてフジに通達していたものの、佐藤に伝えるか否かをフジに一任。佐藤のマネジャーとフジで協議した結果、佐藤本人に「伝えない」と決断したことに対して、〈大事なことなのだからフジに丸投げすべきでない〉という指摘だ。佐藤の事務所関係者にも〈本人に伝えるべきだった〉という意見が寄せられている。

「SNS上では今もさまざまな意見が飛び交っています。なかでも橋本さんのインスタグラムへの誹謗中傷はひどく、コメント欄は閉鎖に追い込まれました」(スポーツ紙芸能担当記者)

そんななか、見落としがちなのが今回の報道が出た“背景”だ。

橋本が指摘した「世代間の溝」

先述の通り、一報を伝えたのは文春オンラインと週刊文春。橋本は同誌で書評コラムを担当しているのだが、今回のハラスメント報道の前後は“お休み”しているのだ。芸能プロダクション関係者が言う。

「連載を持つ橋本さん側に内緒で文春が報道することはありえない。掲載にあたり、仁義は切っただろうし、相応のやり取りをしたはず。そのうえで出たのが、これまで一切公にしてこなかった橋本さんのハラスメント被害の過去です。世間に周知されることを覚悟で掲載にGOを出したのです。橋本さん側の決断がいかに重いか。そこが世間の視点から抜け落ちている気がしますね」

過去のハラスメント被害を伏せて騒動を報じることも可能だったはずで、公にすることを良しとした橋本の“覚悟”を感じずにはいられないというのだ。

橋本は’22年9月に『第35回東京国際映画祭』のアンバサダーを務めた際、日本の映画界について次のように語っていた。

「一番はハラスメント、労働環境の問題だったり。自分が現場を経験していて思うことはたくさんあって、一番感じるのは、世代間の溝。上の世代の方が積み重ねてきたものを大事に守り抜いていこうだったり、自分の功績に誇りを持って、もの作りに関わっている姿勢は素晴らしいものだとは思うんですけど、一方で若い人たちの声をちゃんと聞こうという姿勢が……。もう少しお互いに聞き合う姿勢が大事だなと思います」

今回、佐藤は橋本の過去に配慮を示しつつも「俳優を続けるべきではない」と言ったことを認めている。まさにこれは“上の世代”の価値観であり、橋本が望む世界の実現と相反する。

フジの2回目の声明によれば、佐藤は謝罪の意志を示していたが、その矢先の文春報道で流れてしまったという。前出の芸能プロ関係者が嘆く。

「佐藤さん側はいまだ発言について撤回、謝罪をしていません。これ以上ヒートアップしても何もいいことはないと思いますが……」

騒動が収束するのはいつになるか――。