“音楽:文化を発信するミュージシャンの夢の共演” “森・水:命を育む、地球を抱きしめてみよう”──今から18年前、高橋幸宏がキュレーターを務める新しい音楽フェスの企画書には、この“音楽” “森・水”の他にも、“地球” “宇宙” “家族・子供” “夢・未来”といったワードが並んでいた。こうして2008年に始まった<ワーハピ>こと<WORLD HAPPINESS>。以降は毎年、都市型夏フェスとして東京都内で開催され、2017年の10周年アニバーサリー公演でその歴史にひと区切りをつけた。あれから9年。会場を野外から国立代々木競技場第一体育館(以下、代々木体育館)へと移し、2026年6月28日、<ワーハピ>が帰ってきた。

復活<ワーハピ>のタイトルは<I’m HOME>、すなわち“ただいま”。それに対して、まさしく“おかえり”と言いたくなるような懐かしさと、音楽の純粋な楽しさと、<ワーハピ>が蒔いた種が着実に育っているという感慨と、そして高橋幸宏が不在であるというちょっとツライ現実を目の当たりにしながらも、それを上回るほどに高橋幸宏と<ワーハピ>に向けられた溢れんばかりの愛とリスペクトに満ちた<ワーハピ>との再会。その様子を、総勢15組にアーティストを出演順に3ページ構成でレポートする。

まずは、開演前の様子も含め、東京スカパラダイスオーケストラ、Open Reel Ensemble、moonriders、Rol3ertのライブレポートをお届けしよう。

※初回となった2008年は信藤三雄(アートディレクター)、2017年にはいとうせいこうも共同キュレーターとして名を連ねた。
※2019年には、青森・八戸市のYSアリーナ八戸竣工記念イベントとして“出張編”ワーハピが特別開催されている。

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関東を通過した台風の影響が残り、屋内フェスと言えども交通機関の乱れも心配されたこの日。それでも、“ワーハピと言えば、晴れ男の幸宏さんがいつも雨雲をよけてくれたな”とか、“昔に豪雨の中、ピエール瀧さんが電気グルーヴのステージで「本日のスペシャルゲスト、台風11号!」と叫んで盛り上がったな”と、過去の<ワーハピ>のさまざまなシーンが頭に浮んだ観客は少なくなかっただろう。悪天候さえもが、<ワーハピ>の記憶をよみがえらせてくれる。もちろん、当時は年齢的に、あるいは生活スタイルの都合で<ワーハピ>を体験できず、初めての<ワーハピ>に心躍らせて来場した人も多かったに違いない。

そんなさまざまな想いが集った代々木体育館に、定刻の12時30分、“いつも通り”にチャイムが鳴った。そう、<ワーハピ>は学校のようなチャイムで各アーティストのステージが始まるのが恒例なのだ。“そうだ、ワーハピってこうだった”といろんな感情が沸き上がってくる中、9年ぶりの復活ながらも仰々しい挨拶やオープニングセレモニーもなく、全出演者の写真がスクリーンで紹介され、またとない一日が始まった。このスマートさも<ワーハピ>のカルチャーであり、高橋幸宏が残した情景のひとつだ。

▼東京スカパラダイスオーケストラ▼

最初にステージに登場したのは、世界中のフェスを熱狂の渦に巻き込む強者バンド、東京スカパラダイスオーケストラ。2008年の第1回<ワーハピ>でも最初にセンターステージに立っている彼らは、「さあ、楽しい一日の始まりだ! みんな歌え、踊れ、叫べ!」と「¡Dale Dale! ~ダレ・ダレ!~」、そしてアップテンポの「5 days of Tequila」と、問答無用に踊らずにはいられない2曲を連発。まさに“フェスってこうでしょ?”と言わんばかりに、開始わずか数分で代々木体育館の空気を巨大なハピネスで包み込んでいった。

「今日は大先輩のイベントということで、フレッシュな気持ちで真心を込めて演奏させていただきます!」と谷中敦が笑顔でMCをし、「みんなの声も音楽の一部になるので、演奏中もどんどん声を出してください!」と観客に呼びかける。こうして、オープニングの緊張感から観客を解き放つと、「みんな、闘うように楽しんでくれ!」と叫び、「DOWN BEAT STOMP」や「スキャラバン」などを次々と披露していく。

すると、高橋幸宏のツアーにも幾度となく参加した川上つよしが「こういう形でWORLD HAPPINESSに帰ってこれて本当に嬉しいです」と素直な気持ちを言葉にすると、「幸宏さんには10代の頃から多大な影響を受けて、この世界に入ってからも公私に渡ってお世話になりました。想い出を挙げたらきりがないんですが、その中で、幸宏さんとスカパラで一緒にやった曲をやります」と告げ、大森はじめのボーカルでYMO「SIMOON」をカバー。1999年に彼らのライブに高橋幸宏がゲストドラマーとして出演した際に演奏された曲であり、そこから高橋幸宏が1980年にスカを取り入れた「I-KASU!」を続けざまに演奏すると、早くも会場はヒートアップ。そして最後には、スカパラのライブ大定番曲「Paradise Has No Border」で会場をさらに熱狂させ、トップバッターにして最高潮の熱気を生み出していった。

▼Open Reel Ensemble▼

メインステージのライブが終わると、すぐさまステージ下手に設置されたレフトステージへのパフォーマンスが始まるという、2つのステージで交互に展開していくスタイルも<ワーハピ>特有の進行。今回もこれまでと同じように、続くレフトステージでパフォーマンスを行ったのはOpen Reel Ensembleだ。その名の如く、改造したオープンリール式テープレコーダーを楽器のように使い、そしてDJのターンテーブルのように操って演奏を行う、世界的にも類を見ない音楽グループ。テープに録音された“過去(の音)”という異国からやって来たと自称する彼らは、極めて実験的な手法を用いつつも、そこから繰り出される音楽はとてもダンサブルだ。

テープを使ってシンセ的なサウンドを放ちながら、3人のメンバーが弦楽器アンサンブルのように音を重ねていく「Bowing Ensemble」、テープをスティックで叩いてパーカッション的なリズムを刻む独自の奏法を生かした「Magnetik Phunk」、さらに「NAGRA」へと曲が進むにつれて、観客の身体も自然と動き出す。

するとリーダーの和田永が、その場でリアルタイムにマイクへ向かって「O・TA・GI・RA」とオープンリールに録音。観客が“何を言ってるのだろう?”と思っているところに、そのテープを逆回転させて「A・RI・GA・TO (ありがとう)」というメッセージを送る遊び心も。そして、14年前に彼らのレコーディングに参加した高橋幸宏のボーカルトラックを持ってきたことを観客に告げると、スクリーンにはレコーディング時の貴重な映像が映し出された。

そのテープを再生しながら「Gone」を披露。時空を超えた高橋幸宏の歌声と、3人のリアルタイムなライブ演奏を融合させるというOpen Reel Ensembleのコンセプトを体現するパフォーマンスに、観客からは惜しみない拍手が送られた。

▼moonriders▼

続いては、早くもセンターステージにレジェンドバンド、moonridersが登場。中でもリーダーの鈴木慶一は、moonridersとしてはもちろん、ソロや高橋幸宏とのバンドであるTHE BEATNIKSなど、さまざまな形で<ワーハピ>皆勤を果たす数少ないアーティストの一人だ。その鈴木慶一がステージ上手に立ち、隣には座ってバイオリンやトランペットを演奏する武川雅寛、そしてギター白井良明、下手にはベースの鈴木博文が並ぶ。その後方に、ドラムの夏秋文尚、そしてサポートの2人、キーボードの佐藤優介と、ギターが“スカート”こと澤部渡という7人のステージだ。

「WORLD HAPPINESS!」──そう鈴木慶一が叫ぶと、佐藤優介がYMO「TECHNOPOLIS」のイントロを織り交ぜながら、そのまま「VIDEO BOY」のフレーズへと移り変わっていく。かつての<ワーハピ>でも演奏された、moonridersのラジカル性、ニューウェーブ/アヴァンギャルド感、ポップスセンスが融合した代表曲に、すぐさま客席から大きな歓声が上がる。「楽しんでいってください」という武川雅寛のMCから始まった「Who’s gonna die first」。そのエンディングで鈴木慶一は、「We don’t wanna die yet!」と力強くと付け加え、それは「まだまだ音楽を作り続けるぞ」という宣言のように感じられた。

ひと呼吸をおき、鈴木慶一は「高橋幸宏くんがよく歌ってくれていた曲をやります」と「9月の海はクラゲの海」を歌い、続く「駅は今、朝の中」では鈴木博文が力強いボーカルを披露。そして「彼女について知っている二、三の事柄」へ。ラストを飾るライブ定番曲「Kのトランク」では鈴木慶一が「みんな一緒に!」と声をかけ、両手を耳に手を当てると観客の合唱。ステージと客席とが一体のハピネスな時間を作り上げる。アウトロでの“駆け足”ステップのパフォーマンスではその健在ぶりを見せつけてくれるなど、8月26日に発売される約4年ぶりのアルバム『e.d morrison』への期待を膨らませてくれるライブであった。

▼Rol3ert▼

次にスポットライトを浴びたのは、2025年に本格的な音楽活動をスタートさせた20歳の次世代アーティスト、Rol3ert。透明感のある歌声とグローバルなメロディ/ワードセンスで国内外から注目を集める彼は、バンドを従えてレフトステージへ。「代々木! 初めまして。よろしくお願いします」という挨拶から「savior」を歌い始めた。現代的なオルタナティヴ感と’80年代洋楽風のメロディ&サウンド、そして英語詞というRol3ertの世界観は、<ワーハピ>のステージでも十分すぎる輝きを放っていた。

キーボードを弾きながら歌う「Boy」や、ミュージックビデオのYouTube再生回数が56万回を超える「meaning」、ダンサブルながらアグレッシヴなサウンドで孤独や不安を英語と日本語を混ざり合わせて歌う「(how could i be)honest ?」を次々と披露する中、MCでは「何でレジェンドたちの中に自分が入っているんだろう?」と語り、観客の笑いを誘っていたが、それがおそらく率直な気持ちだったのだろう。

ただ思えば<ワーハピ>は、ビックネームになる前のサカナクション(2010年)や星野源(2011年)といった(当時の)若手アーティストたちを、他のフェスより平均年齢がやや高い音楽的に成熟したリスナーに広く紹介していく場としても知られていた。9年ぶりの開催となった今回もまた、Rol3ertをはじめ、この後のレフトステージにはニューカマーたちが登場。<ワーハピ>の意義を継承すると同時に、こうした若い才能に大いなる希望を感じさせたくれたことは大きな喜びであった。奇しくもRol3ertが最後に歌った曲は“希望”を意味する「HOPE」。今後のさらなる飛躍を感じさせるステージだった。

▶2ページ目へ続く

前ページに続いては、大いに盛り上がったスチャダラパー、セブンス・ベガ、TOWA TEI、清水ミチコ、MAJOR FORCE、電気グルーヴのパフォーマンスをレポートしよう。

▼スチャダラパー▼

復活<ワーハピ>のセンターステージは、かつての<ワーハピ>でもお馴染みの大定番アーティストばかり。そのため、どうしても同じ表現を繰り返してしまうが、これまた<ワーハピ>に欠かせないアーティストのひとつ、スチャダラパーが今回も大盛り上がりのパフォーマンスを展開してくれた。

サポートのロボ宙とLUVRAWもフィーチャーされた「リンネリンネリンネ」でライブをスタートさせると、落ち着きのある大人なグルーヴで「ライツカメラアクション」、そしてファンク&ソウル感のある90年代の名曲「MORE FUN-KEY-WORD」、さらにそこから「GET UP AND DANCE」が始まれば、会場が大歓声に包まれるのは必然。全席指定席の代々木体育館ながらも、野外フェスを彷彿とさせるように、観客は自由に、そして大人なゆるいスタイルで気ままに踊り出す。この空気感こそが、<ワーハピ>の独自性であり、スチャダラパーの魅力だ。

するとBoseはひと息を入れるかのようにMCを入れ、「(自分たちが) ワーハピに呼ばれた意味を考えて、我々が出来る限りのことをやります」と語ると、サポートギタリストのKASHIFが弾き始めたのは、哀愁漂うYMO「RYDEEN」。観客の大きな笑い声と拍手を誘った。その最後のフレーズで、Boseはギターに合わせて《テクノライディーン♪》と歌い、実はYMOではなく、空手バカボンの「テクノライディーン (来るべき世界)」のカバーだというオチもしっかりつけてくれた。

そこから「ビート道」へつながると、「みんなが知ってる曲、心のトップ10をやってもいいですか!?」と、まさかの「今夜はブギー・バック(LUVRAW REMIX)」に<ワーハピ>世代は狂喜乱舞の様子。そしてラストは盛り上がり必至のサマーアンセム「サマージャム’95」。《夏のせい!》というコール&レスポンスを繰り返し、往年のファンから“初めて生でスチャダラパーを観た!”という若い世代までを歓喜させたステージを締め括った。

▼セブンス・ベガ▼

今回の<ワーハピ>で一番のロックサウンドを聴かせてくれたのが、この夏で結成3年目となる4ピースのシティロックバンド、セブンス・ベガ。スウィングジャズの名曲「Sing, Sing, Sing」をSEにステージへ登場すると、ボーカルのシブヤカンナが観客に媚びることなく、ひと言「セブンス・ベガと申します」と言い放つ。すると、骨太かつ軽快なバンドサウンドで「卵と牛乳とレコード」でライブをスタートさせ、続けざまに疾走感のあるギターポップ「君とParadiso」を堂々たるプレイで聴かせていく。

このステージで彼女たちの存在を知ったという観客も少なくなかっただろうが、ぜひ注目したいのは、大きな可能性を秘める音楽センスと演奏力の高さだ。5弦ベースでスラップ奏法を多用するソラと、タイトなビートを刻むハイブリッドマイマイによるリズム隊、切れ味の良いギターを聴かせるサコティッシュフォールド。そこにフロントマン、シブヤカンナの芯のあるボーカルが重なって生み出されるメロディ&サウンドは、’80sシティポップ感を薫らせつつも、レトロ主義ではなく、2020年代のJ-POP / ROCKとして、彼女たち等身大のリアルな表現として構築されている。しかも全員が、ほぼ楽器初心者でセブンス・ベガを結成したというのだから、地に足の着いたステージングは実に驚きだ。

一方でMCでは初々しさも見せ、シブヤカンナが「敬愛するアーティストさんばかりで、(出演を)楽しみにしていました」と語ると、ソラは「9年前は14歳でした」と笑顔を見せ、観客からは大きな拍手が送られた。こうしてバンドの代表曲「東京ラブストーリー」、そして今年1月にリリースされた新たな方向性を感じさせる「Slump!」でステージを終えたセブンス・ベガ。わずか4曲ながらも、今後の飛躍を感じさせるステージであった。

▼TOWA TEI▼

貫禄のパフォーマンスでアリーナを巨大なクラブへと変貌させたのが、トップDJとして長いキャリアを持つTOWA TEI。広いステージのど真ん中に用意されたDJセットの前に立った彼は、「DJっぽいことを頑張ってみたいと思います」とジョークを交えて挨拶すると、言葉とは正反対のバキバキなDJプレイを展開。AIボイスをフィーチャーしたサウンドから「Magic」、そして「DUBNOVA PT.1」へつないでいく。

そこに一瞬、モータウンソウルの最高峰、ジャクソン5「ABC」を挟むと、すぐさま高橋幸宏バージョンの「STOP IN THE NAME OF LOVE」、そしてこの曲と同時期にリリースされたYMO「NICE AGE」へ。「STOP IN THE NAME OF LOVE」の原曲はモータウンの女王スプリームスの大ヒット曲であり、モータウンに多大な影響を受け、そしてテクノポップを生み出していった高橋幸宏の音楽的ルーツをつなげていく選曲はあまりにもスタイリッシュ。さらに彼自身も参加していたMETAFIVE「Luv U Tokio」が続くという“幸宏リスペクトタイム”に、会場からは歓喜の声が沸き上がった。

だが、真のクライマックスはそこから。終盤には、8月21日にリリースされる最新作『ZAMBIENT』の楽曲がプレイされると、最後はなんと、’90年代ダンスシーンを象徴するDeee-Lite「Groove Is in the Heart」をフルで披露。大歓声が巻き起こる中で彼は、「幸宏さん、ありがとうございました」という言葉を残し、ステージを後にした。

▼清水ミチコ▼

興奮に満ちた観客を一気に笑いの渦へといざなったのは、“モノマネ”のひと言では言い表せられないほどに鋭い社会観察眼と高い演奏力、そして何と言っても品のあるシニカルなユーモアを持つ清水ミチコのステージだ。

今回の復活<ワーハピ>では、4月まで行われていた全国ツアー<清水ミチコのHAPPY PARADISE>の再演&アップデート版といった内容で、冒頭からアグネス・チャンや薬師丸ひろ子、松田聖子、ユーミン(松任谷由実)らのモノマネを披露。先のツアーにも参加していた高田漣がギター、実弟・清水イチロウがベースとピアノでサポートするという、しっかりとした演奏をバックに天才的なモノマネを披露するというコンビネーションに、会場は終始爆笑の渦となった。しかも、単に笑わせるだけでない。絶妙な社会風刺も交えた新ネタを用意したり、最後には井上陽水と森山良子、そして忌野清志郎のモノマネで「風に吹かれて」でステージを締め括るあたりのメッセージ性も流石のひと言。

そんな中でもハイライトは、ピアノとギター、ベースという編成での「RYDEEN」「中国女」「東風 (矢野顕子ボーカルのモノマネ付き)」の“アコースティックYMO”メドレー。「幸宏さんのように正確なリズムを刻めるドラムがいなかったので」と、実家から持ってきたと言うメトロノームを“カチカチ”と代々木体育館に響き渡らせながらの演奏は、本来は大いに笑えるネタであるに関わらず、これがとても心に沁みる実に幸せな時間であった。観客をただ笑わせるのではなく、かと言って湿っぽい回想に浸らせるのでもない彼女ならではの演奏に、気持ちが救われた観客は多かったのではないだろうか。

▼MAJOR FORCE▼

ここからPAの音圧感が大幅にギアチェンジし、強烈なまでの重低音が轟き渡る中で、高木完&K.U.D.OのユニットMAJOR FORCEがレフトステージに姿を現した。MAJOR FORCEは、1988年に高木完とK.U.D.O、それに藤原ヒロシ、屋敷豪太、中西俊夫の5人により設立された日本初のヒップホップ/クラブ・ミュージック専門レーベル。先にセンターステージに立ったスチャダラパーも、このレーベルに見出され、デビューを果たしたアーティストだ。それくらいに現代につながる音楽シーン/カルチャーを知り尽くすキーパーソン的存在であるにも関わらず、MAJOR FORCEの活動休止期間とかつての<ワーハピ>開催期間が重なっていたこともあり、意外にも今回が初めての<ワーハピ>出演となった。

“ならばこれまでの分も”と言わんばかりに、高木完とK.U.D.Oはドープなサウンドで「MURDER FACE」などの楽曲をプレイしていく。映像グラフィックスも非常に刺激的。そしてラストには、MAJOR FORCEの同志・中西俊夫がプラスチックス時代に作った最強の作品「TOP SECRET MAN」をMAJOR FORCEバージョンで披露。高木完がボーカルをとり、強烈なインパクトを残すパフォーマンスを展開してくれた。

なお後日談だが、高木完はこの翌日に腹膜炎で緊急手術を行い、現在療養中。<ワーハピ>当日も激痛の中でパフォーマンスだったことを後にSNSで公表したが、それだけの強い想いを持って<ワーハピ>出演だったのだろう。その気持ちと、この日のDJプレイに、ここで敬意を表したい。

▼電気グルーヴ▼

ヒートアップした会場の熱量をさらに沸騰させ、大爆発へと導いたのは、泣く子も黙る電気グルーヴ。彼らも間違いなく<ワーハピ>に欠かせないアーティストであり、オープニング曲の「人間大統領」から観客のテンションを最高潮に押し上げると、2曲目にして不朽のアンセム「Shangri-La feat. Inga Humpe」と怒涛の勢いで続け、観客たちを躍らせ続けた。

電気グルーヴファンには釈迦に説法だが、彼らのステージは単なるDJプレイではなく、石野卓球とサポートメンバー牛尾憲輔(マニピュレーター)によるシンセやエレクトロパーカッションなどの生演奏要素を取り入れながらトラックが構築されていくライブ感が大きな魅力。さらにもう一人のサポートメンバーである吉田サトシのギターが加わることでリズム感が増強されたうえで、そこにピエール瀧の独壇場のパフォーマンスが加わるのだから、向うところ敵なしの無双状態だ。ビジョンに映し出されるグラフィック映像も凝りに凝っており、「モノノケダンス」で巨大な“モノノケ”が会場の代々木体育館を破壊していったかと思えば、「Fallin’ Down」などの曲では、スクリーンに映し出されるメンバーや観客の映像がリアルタイムにロボットやシンセモジュール、宇宙飛行士のアニメーションに加工さるといった視覚的演出も。

そして電子音とは真逆とも言えるバグパイプの音色でスコットランド民謡のフレーズが奏でられて「富士山」へ。石野卓球はTB-303(もしくはクローンマシンTB-03)を手にステージフロントでパフォーマンスを行い、そのアシッドなサウンドとピエール瀧の「富士山!」の連呼がカオスの坩堝を生み出していく。それが絶頂に達すると、再びバグパイプの音色に合わせて4人は一列に並び、電車ゴッコのスタイルでステージ袖へと退場していった。

▶3ページ目へ続く

最後を締めくくる3ページ目では、復活<ワーハピ>を象徴する、SP YT session、LAUSBUB、細野晴臣、Ginger Root、そしてヘッドライナーCorneliusという、レジェンドと次世代アーティストたちの共演をレポートしよう。

▼SP YT session▼

電気グルーヴのステージ後に15分間の休憩を挟み、熱気が一旦リセットされるが、会場内にはBGMとして、2011年東日本大震災の後に開催された<ワーハピ>のためにYMOが書き下ろした楽曲「Fire Bird」がゆったりと流され、次のステージへの期待を徐々に高めていく。そして復活<ワーハピ>の目玉ステージのひとつであるスペシャルバンド、SP YT sessionが、遂にベールを脱いだ。

メンバーは、高野寛、高桑圭(Curly Giraffe)、堀江博久、高田漣、ゴンドウトモヒコ、白根賢一の6人。それぞれが確固たるキャリアを持つベテランアーティストであると同時に、長きにわたり高橋幸宏をサポートし続けたミュージシャンたち。分かりやすく説明するならば、“pupa+In Phase+2010年代THE BEATNIKS”といったメンバー構成で、それだけで<ワーハピ>に欠かせないバンドだということは十分理解できるだろう。そんな彼らが、高橋幸宏と所縁の楽曲を計9曲披露してくれた。

オープニングは、大切な人の幸せを静かに願う「元気ならうれしいね」。高橋幸宏が’90年代に生んだ“大人のラブソング”を高野寛が柔らかく歌うと、次は高桑圭のボーカルで、2013年に高橋幸宏 with In Phaseとして<ワーハピ>のステージでも披露された「All That We Know」を演奏。この時にステージ後方のスクリーンには、当時の<ワーハピ>での高橋幸宏の映像が同期して映し出され、客席からはさまざまな感情が入り混じったような感嘆の声が漏れ聞こえた。さらに高橋幸宏のライブ映像を交えながら、pupaの楽曲「Creaks」、高田漣のボーカルで同じくpupa「Let’s,Let’sDance」が歌われると、ここで高野寛のオリジナル曲「青い鳥飛んだ」へ。“青い鳥”というのは旧Twitterのことであり、変質してしまったSNSに対する憂いや寂しさを歌うと共に、Twitterを愛用していた高橋幸宏への追悼の意も込めた演奏がなされた。

ここからは後半戦、スペシャルゲストのオンパレードだ。まずは復活<ワーハピ>のためにイギリスから来日した“高橋幸宏の一番弟子”ことスティーヴ・ジャンセンが呼び込まれる。曲はもちろん、高橋幸宏とのコラボレーション作品「Stay Close」だ。この曲で白根賢一とツインドラムを披露したスティーヴはその後もドラムをプレイし、スカパラ・ホーンズを迎えて、高野寛のボーカルで「Water Melon」。高橋幸宏と東京スカパラダイスオーケストラのコラボレーション曲であり、高野寛が作詞を手がけた楽曲だ。ここで、高橋幸宏の盟友・鈴木慶一も加わりTHE BEATNIKS「Ark Diamant」が演奏されると、最後の曲を始める前に鈴木慶一は、「みんなで歌う雰囲気の曲ではないのだが、でも歌ってはどうだろうか。男性も、女性も、どっちでもない方も、どっちでもある方も。そしたら、幸宏も歌ってくれると思います」と観客に語り掛ける。その曲とは、THE BEATNIKSの屈指の名曲「ちょっとツラインダ」だ。

声を出して歌う人、心の中で歌う人。それぞれの想いでこの曲を歌い終えると、「幸宏の集めたミュージシャンが、どんどん立派に、素晴らしくなっています!」と、鈴木慶一はひと際大きな声を発した。その言葉は、会場にいる出演者と観客へ向けたものだけではなく、友人・高橋幸宏へ向けたメッセージのようにも聞こえた。そしてSP YT sessionに参加した全ミュージシャンがステージ前に一列に並んだ時、鈴木慶一とスティーヴが交わした互いを慈しむようなハグが、とても印象的であった。

▼LAUSBUB▼

レフトステージに登場したLAUSBUBを紹介する際、<ワーハピ>フリークであれば“札幌のニューウェーブ・テクノポップ・バンド”と説明すれば、すぐにピンとくるに違いない。5年前、彼女たちが高校生の時にSNSへ投稿した楽曲「Telefon」が爆発的なバズを起こし、瞬く間にSoundCloud全世界ウィークリーチャート1位を記録。細野晴臣も興味を示し、自身のラジオ番組『Daisy Holiday!』にゲストで呼んだほどだった。

そんなLAUSBUBが初めて立つ<ワーハピ>のステージは、サンプリングによる加工されたボイスと強烈な電子音で幕を開けた。尖った世界観で観客に先制パンチを食らわせながらも、ボーカルのMeiとシンセやプログラミング、ギターを担当するRicoの2人は、少しはにかみながらもビートに合わせてダンスを披露。この振り付けは、SCKETCH SHOWが2002年に行ったライブで、細野晴臣と高橋幸宏が踊ったダンスのオマージュだ。

そこから、ハードコアアンビエントとも言うべきサウンドに、一瞬、<YMO WINTER LIVE 1981>を彷彿とさせるような音色を忍ばせたり、LAUSBUBの名を世に知らしめた「Telefon」の断片を織り込んだ音響美を構築していくと、Ricoがギターを手にし、6月10日にリリースされたばかりの新曲「sign」を披露。先ほどまでとは一転、ポップなメロディと浮遊感のあるサウンドで観客を魅了したかと思うと、再び前衛的なサウンドデザインで7分を超える「golden lighter」を最後に演奏。その類まれな存在感を、改めて<ワーハピ>のステージで強く印象付けた。

▼細野晴臣▼

本番前のサウンドチェックの最中に「北京ダック」を演奏して観客を沸かせたのは、シャッポ(福原音、細野悠太)&サポート海老原颯+くくく(原田郁子、角銅真実)の5人。近年、細野晴臣のバックを務める若きミュージシャンたちだ。そしてセッティングが整い、一度ステージ袖に姿を消すと、開演を告げるチャイムが鳴る中、9月11日に全世界リリースされる細野晴臣の最新アルバム『Yours Sincerely』から、新曲「Note of Mothership」がSEとして初披露目。この曲をバックに、再び5人のメンバーがステージに登場し、最後に細野晴臣が姿を現すと、客席から一段と大きな拍手と歓声が送られた。

近年のアイコンとも言えるスパニッシュギターを手に、細野晴臣は何とも自然な流れで「AIWOIWAIAWOU」をスタートさせる。ロック、ポップス、歌謡曲、アンビエント、民族音楽とさまざまな音楽ジャンルをボーダレスに自由に行き来する音楽性と同様、日常の物事に明確な境界線が存在しないのと同じように、ほのぼのとした空気のまま、スッと、そしてしなやかに演奏へ移ろっていく。その佇まいも、彼らならではのライブスタイルだ。一方で、1993年にリリースされたアルバム『MEDICINE COMPILATION』の収録曲を1曲目にもってきたことに驚き、歓喜したコアファンも多かっただろう。

続いて、元々はカバー曲ながらも今ではすっかり自身の代表曲と言える「Hong Kong Blues」で独自のボーカルを聴かせてくれた細野晴臣は、「幸宏の想い出は(語り出すと)きりがないので、後で楽屋で、一人で喋ります」とウィットに富んだMCを繰り広げる。ただそこから揺るぎない口調で、「ひとつだけ言いたいのは、YMOの時に神経症だった僕を助けてくれたのが幸宏だったんです。テレビの生放送に出た時、歩けない僕の腕をかかえてくれた」とエピソードを披露。すると再び「その時以来、“幸宏って優しい”って(思っていた)」とユーモラスな口調に戻り、高橋幸宏への想いを語りながらも、観客をしんみりとさせずに、笑顔へと導く。細野晴臣でしか成し得ないトークに、会場は温かな拍手に包まれた。

その柔らかい空気感のまま、幻想的なアンビエントポップ「PLEOCENE」が始まった。1989年に発表したアルバム『omni Sight Seeing』収録曲だが、それを懐古的に再現するのではなく、シャッポ&くくくと言った若い世代のミュージシャンたちと共に現在進行形のグルーヴで奏でる姿は、今なお歩みを進める細野晴臣の現在地を、色濃く、そしてナチュラルに示していた。

ここで高野寛をゲストに加え、細野晴臣は「SKETCH SHOWでよくやってたんです」と、生演奏では初披露となる「Supreme Secret」。その際、シャッポと海老原颯の3人は、ステージ上で1980年YMOワールドツアー時のユニホームであった通称“yMoシャツ” (高橋幸宏のデザイン)に着替え、演奏を行った。遡ること2007年、細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一の3人がHUMAN AUDIO SPONGE名義で久々に集い、一夜限りのライブを行った際、サポートを務めていた高野寛と高田漣、ゴンドウトモヒコがアンコールで“yMoシャツ”を着て登場している。そんなことを彷彿とさせるシーンであったと同時に、その高野寛が今は細野晴臣と並んでこの曲を歌うという光景に、時の流れと共に、音楽が継承されていくことの重み、尊さを感じずにはいられなかった (なお、その2007年のライブでも「Supreme Secret」は演奏されている)。

そして最後は、カントリー調のアレンジが施された「Sports Men」。細野晴臣は、軽やかに、そして風格あるパフォーマンスで、全5曲を満員の観客に届けると、宝物のようなまたとない時間は、終わりを告げた。

▼Ginger Root▼

細野晴臣のライブを受け、そしてヘッドライナーのCorneliusへつなぐ重要なステージを任せられたのは、大注目のGinger Root。直前まで隣のセンターステージで歌っていた細野晴臣をはじめ、大貫妙子、山下達郎、竹内まりやといった日本の音楽やカルチャーに多大な影響を受けながら独自の音楽表現を体現する、米国カリフォルニア州出身のシンガーソングライターCameron Lewのプロジェクト。バンドセットでライブを行うこともあるが、今回の<ワーハピ>には、ボーカルとラップトップコンピューター、キーボード、さらにギターを一人でプレイするソロセットでのスタイルで登場した。

やや緊張気味の様子で、大きな深呼吸をしてから「Loneliness」、そして「No Problems」と代表曲を続けて披露。’80年代日本ポップスのメロディ感やコード進行、アナログテイストのシンセ音色が懐かしさを感じさせる楽曲ではあるが、それらのレトロ感を借り物として取り入れるのではなく、高い解像度で現代の空気感に落とし込んでいる点がGinger Rootの真骨頂。しかも米国育ちの彼は、日本人のノスタルジーとは違う新鮮な視点で、80年代感を新鮮な形で届けてくれる。

一方で、「There Was A Time」ではギターをプレイしたり、赤い受話器を改造したマイクで、通常の歌声とエフェクティヴボイスを使い分けるなど音楽スキルにも長けている。質の高い音楽性と、昭和感溢れる映像グラフィックや、流暢でチャーミングな日本語のMCなど、さまざまな場面で彼に心を掴まれた観客は多かっただろう。こうした若いアーティストたちとの邂逅もまた、<ワーハピ>の大切な存在意義。事実、終演後には「彼の作品をもっと聴きたい」「バンドでのライブも観てみたい」という声があちらこちらから聞こえてきた。そんな中で、最後に「Loretta」を演奏し終えた彼は、大きな歓声を送る満員の観客たちをスマートフォンで撮影し、「お母さんに送ります」と、笑顔でレフトステージを後にした。

▼Cornelius▼

誰もが納得いく形で、いや、それ以上の素晴らしいパフォーマンスで9時間近くに及んだ復活<ワーハピ>を締め括ってくれたのは、Corneliusだった。それまではなかった白い幕がメインステージ全体を覆う中、さまざまな音響的な効果音に続いて「あ、あ、あ、マイク・チェック、聞こえますか?」という小山田圭吾の声が会場に響き渡る。すると白幕には声に反応するオシロスコープ画面が映し出され、実験的かつミニマルな「Mic Check」で彼らのステージは幕を開けた。するとここからは、もう完全無欠のCorneliusの世界。あらきゆうこのシンプルながら重心の低いビートと大野由美子のモーグベースが重厚なボトムを作り出すと、堀江博久が奏でるシンセが音響空間をデザインし、そこに小山田圭吾の鋭いギターカッティングとエフェクティヴなサウンド、そして歌声が重なり、アート的な音世界が構築されていく。

そうした音楽を視覚化する映像表現もCorneliusの重要なポイント。中でも「Audio Architecture」では、タイトル通りに音を構造物として描き出した幾何学グラフィックスが、スネアやシンセ、ギターの音と完全にシンクロして、動いたり、形を変えていく。その様があまりに完璧すぎて、音(演奏)が鳴ると映像が同期して動くプログラミングを使っているかのように感じてしまうが、実はそうではない。ひたすら練習を繰り返した4人が、クリックを聴きながら超アナログな人力演奏によって映像にシンクロさせているのだ。それだけでも驚異的なのだが、こうした演奏を実験的に聴かせるのではなく、あくまでもポップとして成立させ、生きたグルーヴを生み出している点がCorneliusならでは。そうかと思えば、大野由美子が弦ベースを弾き、堀江博久がギターをかき鳴らす「Count 5 or 6」は、踊らずにいられないロック的な爆発力を持ち併せる。曲ごとに音楽のスタイルやアプローチは実にさまざま。ただどの曲においても、音色や空間表現、演奏に対する徹底したこだわりがサウンドの隙間を埋め尽くしており、それがCorneliusの確固たる一貫性を成して大興奮のライブを形成していく音楽性と演奏力には、心底感服する想いだ。

類を見ない独自性は、YMO「CUE」とSKETCH SHOW「Turn Turn」のカバーでも変わらなかった。小山田圭吾はMETAFIVEのステージで高橋幸宏と共にこの2曲を演奏しているが、その時の再現ではなく、きちんとCorneliusバージョンとして楽曲を進化させていた点が実に素晴らしい。こうした、いわば“Corneliusの「CUE」と「Turn Turn」”と呼べる2曲を受け取った後だからこそ、小山田圭吾が作詞・作曲を手がけたMETAFIVEの楽曲「環境と心理」は、これまで以上に表現に深みが増し、心に沁みる“歌”として観客に届いたし、ラストに「あなたがいるなら」で<ワーハピ>全体を締め括るあたりも、音楽性、メッセージ性の両面で、極めて秀逸なフィナーレだったと言えるだろう。

一般に、“大人の音楽フェス” “オシャレなフェス”と思われがちな<ワーハピ>が、実は革新的で、なおかつ先進的なフェスであったということを改めて思い出させてくれたCornelius。すべての演奏を終え、ステージ後方からの逆光ライトの中で観客に手を振る彼らに、いつまでも大きな拍手は鳴りやむことがなかった。

取材・文◎布施雄一郎
撮影◎Team Lightsome Masahiro Handa(細野晴臣)

 

■<WORLD HAPPINESS 2026 -I’m HOME->
6⽉28⽇(⽇)@東京・国⽴代々⽊競技場 第⼀体育館 セットリスト
開演12:30 / 終演 21:30
公式入場者数:11,000人

【東京スカパラダイスオーケストラ】
01.¡Dale Dale! ~ダレ・ダレ!~
02.5 days of Tequila
03.DOWN BEAT STOMP
04.Storm Rider
05.天空橋
06.スキャラバン
07.SIMOON
08.I-KASU!
09.Paradise Has No Border
【Open Reel Ensemble】
01.Bowing Ensemble
02.Magnetik Phunk
03.NAGRA
04.Gone
05.終わりの演出
【moonriders】
01.VIDEO BOY
02.Who’s gonna die first
03.9⽉の海はクラゲの海
04.駅は今、朝の中
05.彼⼥について知っている⼆、三の事柄
06.Kのトランク
【Rol3ert】
01.savior
02.Boy
03.meaning
04.(how could i be)honest︖
05.HOPE
【スチャダラパー】
01.リンネリンネリンネ
02.ライツカメラアクション
03.MORE FUN-KEY-WORD
04.GET UP AND DANCE
05.ビート道
06.今夜はブギー・バック(LUVRAW REMIX)
07.サマージャム’95
【セブンス・ベガ】
01.卵と⽜乳とレコード
02.君とParadiso
03.東京ラブストーリー
04.Slump!
【TOWA TEI】
~DJ TIME~
【清⽔ミチコ】
01.⽩いくつ下は似合わない
02.Wの悲劇
03.⾚いスイートピー
04.アコースティックYMO
05.ホルムズ海峡浮遊景色
06.⾵に吹かれて
【MAJOR FORCE】
~DJ TIME~
【電気グルーヴ】
01.⼈間大統領
02.Shangri-La feat. Inga Humpe
03.モノノケダンス
04.Fallin’ Down
05.Upside Down
06.Shameful
07.Flashback Disco (is Back!)
08.富士山
【SP YT session】
01.元気ならうれしいね
02.All That We Know
03.Creaks
04.Let’s,Let’sDance
05.⻘い⿃⾶んだ
06.Stay Close feat. Steve Jansen
07.Water Melon feat. スカパラホーンズ / Steve Jansen
08.Ark Diamant feat. 鈴⽊慶⼀ / Steve Jansen
09.ちょっとツラインダ feat. 鈴⽊慶⼀ / Steve Jansen
【LAUSBUB】
01.music
02.scanning shadow
03.sign
04.golden lighter
【細野晴⾂】
01.AIWOIWAIAWOU
02.Hong Kong Blues
03.PLEOCENE
04.Supreme Secret (Guest: ⾼野寛)
05.Sports Men
【Ginger Root】
01.Loneliness
02.No Problems
03.There Was A Time
04.Kaze
05.Only You
06.Loretta
【Cornelius】
01.Mic Check (Opening)
02.Bad Advice
03.Audio Architecture
04.Another View Point
05.Count 5 or 6
06.Cue
07.Turn Turn
08.環境と心理
09.あなたがいるなら

主催:WORLD HAPPINESS 実⾏委員会/BS朝⽇/J-WAVE
企画制作:ホットスタッフ・プロモーション/オン・ザ・ライン/BS朝⽇/ヒンツ・ミュージック

※SP YT session:高野寛、高桑圭(Curly Giraffe)、堀江博久、高田漣、ゴンドウトモヒコ、白根賢一、 スティーブ・ジャンセン

 

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