3人はビッグクラブでプレーできる。すぐ行きそうだ。コウダイも良い。彼がW杯メンバーにいたら日本はもっと可能性があった【ブラジル人記者のサムライ移籍展望】
世間の関心は去就に移った。第三次森保政権へ突入か。新体制の発足か。二者択一を巡り、森保監督はブラジル戦直後に「私の去就に関しては、まだ何も決まっていない」と発言。帰国会見でも「少し休んで、そこからまずは大会の振り返りをしっかりとしなければいけない。今決まっているところはそこまで」と伝えた。
すると挙がったのは、鈴木彩艶(パルマ)、佐野海舟(マインツ)、中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)、そして佐野海舟の弟で、北中米W杯のメンバー入りは逃した佐野航大(NEC)だ。
「ザイオン、カイシュウ、ナカムラは、ビッグクラブでプレーできるポテンシャルがある。この3人はすぐ移籍しそうだ。特にザイオンとカイシュウはビッグクラブに行ける可能性が高い。コウダイ・サノはもう少し経験が必要だが、兄弟揃ってビッグクラブでプレーするポテンシャルがある」
ビッグクラブと言っても幅がある。具体的にどのレベルのクラブを指すのかは、気になるところである。
「例えば、バイエルンやアーセナルのようなクラブだ。カイシュウは今のレベルを続ければ、どのクラブでもプレーできると思う。ザイオンはフィールドプレーヤーと比べて難しいね。ゴールキーパーは移籍先のチームの状況次第だ。例えば(絶対的守護神のティボー・クルトワが君臨する)レアル・マドリーに行っても先発する可能性はゼロだろう」
ボンテンポ記者は、オランダリーグで特大の存在感を示す佐野航大を高く評価しているようだ。「今回ワールドカップに出場しなかった日本人選手の中で、次の4年間に向けて一番期待している選手」を訊いた際も、22歳のMFをチョイスした。
「コウダイ・サノだ。彼が今大会のメンバーにいたら、日本はもっと可能性があった。ブラジル戦でもコウダイがいれば、マチノ(町野修斗)の代わりに何かできたのではないかと思う」
北中米W杯は消化不良に終わったが、盛夏はこれから。華麗なるステップアップで、日本サッカーの夏を熱くしたい。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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