来春の善光寺御開帳へ 回向柱の斧入れ式 選ばれたのは高さ35メートル、幹回り2.8メートルのスギ 「立派な回向柱に」 来年3月に善光寺に奉納【長野】
数えで7年に一度、来年開かれる長野市・善光寺の御開帳。シンボルの回向柱となるスギの斧入れ式が3日、長野市松代町の神社で行われました。
掛け声
「えい!えい!えい!」
勢いのある掛け声とともに巨大なスギの木に斧が入れられます。
このスギの木が使われるのは…。
数えで7年に一度、長野市・善光寺で開かれる御開帳。そのシンボルとして本堂前に建てられる回向柱です。回向柱は、秘仏である御本尊の身代わり「前立本尊」と善の綱と呼ばれるもので結ばれていて、参拝者は回向柱に触れることで、御利益を授かることができると言われています。
「今回、回向柱として奉納されるのは、こちらの樹齢250年のスギの木です。近くで見ると幹が太く、力強さを感じます」
高さ35メートル、幹回り2.8メートルのスギの木。
回向柱の寄進は、善光寺本堂再建の際に、松代藩が協力した縁で江戸時代から約300年にわたり、松代の地で受け継がれてきました。
長野市松代町の中村神社では、2015年の御開帳でも回向柱となるスギの木を寄進していて、その足跡が境内に残っています。
斧入れ式は、地元の人や西条小学校の全校児童など約200人が見守る中、行われました。
善光寺事務局 山ノ井大樹寺務総長
「本日、斧が入れられましたこの木は、これから令和9年御開帳の立派な回向柱へと生まれ変わります」
また、安全を願い木遣りが奉納され、境内に響き渡りました。
地元の人(80代)
「この町にずっと住んでるんだけども、初めて見ました。心が洗われるっていうかそんな感じでした」
地元の小学生(6年)
「迫力があって、すごいなって思いました。(地元の木が回向柱になることは)とっても誇らしいことだと思います」
地元の小学生(6年)
「(御開帳を)見に行きたいなって思ったし、中村神社の木ってことを意識しながら、見に行けたらいいなと思う」
中村神社 瀧澤基宮司
「また善光寺さんに奉納できることを。日本や世界の本当に平和になるようにそんな祈りを込めて手に触れていただきたい」
このスギの木は、10月8日に伐採され、来年3月28日に善光寺に奉納される予定です。
善光寺の御開帳は、来年4月4日から6月19日までの77日間、開催されます。
