「ホテルの部屋でハグをし、キス…」 高野連会長の「電撃辞任」理由は愛人の存在だった 「謝罪会見の直前もホテルで…」
今年4月、突如任期を残して日本高等学校野球連盟(高野連)会長を辞任した寶馨(たからかおる)氏(69)。連盟から厳重注意を受けたことが理由だが、その内容は一切明かされずに臆測を呼ぶことに。実はやはりというべきか、「一身上の都合」の裏に女性の存在があった。
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【写真を見る】「会見の直前もホテル密会…」 愛人問題で辞任した寶前会長
昨年の「夏の甲子園」開催期間中、高野連に激震が走った事態をご記憶だろうか。広島の強豪・広陵高校野球部の暴行事件がSNS上で大炎上。広陵は2回戦を前にした8月10日、前代未聞の出場辞退を発表したのである。全国紙記者の話。
「その日の夕方、大会副会長を務めた高野連の寶会長(当時・以下同)は、大会会長の朝日新聞社長と共に緊急の記者会見を開きました。終始、神妙な面持ちで、うなだれていたのが印象的でした」

だが、会見直前の寶会長の行動を知れば、真摯に謝罪をしていたとは誰一人思わないだろう。なぜなら、
「まさに当日の午前中、寶会長は甲子園に近い逗留(とうりゅう)先のホテルに、親しい独身女性を呼び寄せていたのです」
そう告白するのは、女性の友人。その女性Aさんは都内在住の40代の会社員だ。
「寶会長とAさんは野球好きが縁で、10年ほど前に知り合いました。以来、時折連絡し合う関係が、一昨年12月ごろからお互い頻繁に連絡を取り合う仲に。会長が“一人の食事は寂しい”といったメッセージを送ってくることもあったといいます」(同)
Aさんは、寶会長の子供の存在は知っていたが、妻のことは聞いておらず、てっきり男やもめの独身だと思い、次第に好意を抱いていったという。
「ホテルの部屋でハグをし、キスしてきた」
そんな関係が続く中、迎えた夏の甲子園。Aさんは、8月9日に寶会長から誘いを受け、10日に甲子園に向かうこととなった。無論、この時点で広陵高校が出場を辞退するなど、彼女は知る由もない。先の友人の話。
「甲子園に到着したAさんが寶会長に連絡すると、ホテルの部屋に来てほしいと告げられました。これまでにない展開に躊躇(ちゅうちょ)はしたけど、憔悴(しょうすい)した声の寶会長が心配になって部屋に行くと、発表前の出場辞退の話や記者会見などについて話し始めたそうです」
数時間後の公表とはいえ、ペラペラと第三者に機密を喋る。寶会長の情報管理能力こそ心配だが、問題はそれだけではなかった。
「部屋では、当初、彼女がベッドに腰をかけ、会長は椅子に座っていたそうです。ところが二人で会話をしていて気付いたら、会長は彼女の隣に移ってきていた。そして、ハグをし、唇にキスしてきたのです」(同)
直後に重大な会見を控えているとは、到底思えない驚きの行動である。もっともこの日を境にして、二人の親密度は急速に増してゆくのだ。
“高野連が払っているけど大丈夫”
その2週間後には軟式野球大会会場のある兵庫県明石市のホテルで、また、9月はU-18野球ワールドカップの開催地・沖縄のホテルで。寶会長の遠征先にて逢瀬を重ねたのである。
「Aさんは、ベッドが1台の1人部屋に2人で宿泊した際に、料金を1人分しか払っていないのではと気になったといいます。不法行為になりかねないですし、さらに高野連が支払っていたらもっと問題ではと。その点を寶会長に確認すると、“高野連が払っているけど大丈夫”という返事だったそうです。沖縄の宿泊以降は彼女の自宅に泊まるようにしてもらったと言っていました」(前出の友人)
順調に見えた関係に影が差したのは、今年の正月。何気ないLINEでの会話の中で、寶会長から「今日、嫁は……」という言葉が出たのだ。その一言で、Aさんの気持ちは大きく揺らぐこととなる。
「彼女としては、奥さまがいると分かったからには、関係を続けるわけにはいかない。1週間後の1月10日に寶会長が家に来る予定だったので、そこで別れ話をすると決めたのです」(同)
50万円貸してほしい
最後の夜を過ごし、迎えた翌朝。彼女がいよいよ別れを告げようとした時、思わぬ展開が訪れる。なんと寶会長から、金を貸すよう懇願されたというのだ。
「寶会長は初めからそのつもりだったようで、“銀行から引き出せる上限は50万円だから、50万円貸してほしい”とスラスラと言ったそうです。不意を突かれた彼女が使途を尋ねたところ、寶会長は、顔を真っ赤にして“そんなこと言わない!”と激高。殴られると思ったと聞きました」(前出の友人)
もはや、とても別れ話どころではない。とにかく寶会長を落ち着かせるために、Aさんは金を貸すことを渋々承諾。二人で銀行へ行き、現金を下ろして渡すと、寶会長は別の銀行のATMから振り込みをしたという。
返済は月末を過ぎてもなく、問い質すと一度は2月の給料日以降に返済すると言ってきたが、2月末を過ぎても履行されず。3月にあらためて使途を尋ねたところ、寶会長からの返事は、“カードローンやクレジットカードの支払いに使った。勤務先からの精算が遅れた”といった言い訳だった。
この時、Aさんは疑念を抱いたようだ。当時の寶会長は、高野連会長だけでなく、『国立研究開発法人防災科学技術研究所』、通称・防災科研の理事長も兼任していた。高野連会長を辞めた今も防災科研理事長は続けている。この防災科研の経費処理が遅れたというのが、寶会長の言い分だった。
「そんな組織で、50万円の経費精算が滞るなんてあり得ますか。ましてやトップの理事長の精算ですよ。その程度のうそで丸め込もうとしたことにあきれた彼女は、防災科研と所管の文科省に文書を送ったのです」(同)
その中で、寶会長との愛人関係を明かし、借金の返済が滞っていることにも触れたという。結果、寶会長には高野連から厳重注意処分が下り、辞任に至ったというのが、ことの真相だ。
口裏合わせを依頼したが……
ちなみに、防災科研は、緊急地震速報や降雨観測レーダなどの研究開発のほか、災害現場で自治体支援もする日本の防災プロフェッショナル。にもかかわらず寶会長がAさんとのトラブルの際、危機管理のプロにあるまじき対応を取っていたことにも触れておこう。
高野連関係者の話。
「寶会長は高野連からの聞き取りに、8月10日のことは覚えていないと答えました。そして、部屋に行ったことは勘違いだったことにするよう、相手女性に頼んだのです。連盟は処分後も女性への聞き取りを重ね、彼女はこれ以上うそをつけないとなりました。もはや連盟内に寶会長を信じている人はいません」
つまり、寶会長は口裏合わせを求めたばかりに、自らの首を絞めてしまったのである。Aさんに愛人関係や借金問題などについて事実確認を求めると、
「詳しく話すつもりはないですが、おっしゃっていることは事実です」
一方の寶会長は、
「すべてノーコメントです。男女関係や愛人関係ではありません。(女性の部屋には泊まったが、そういう関係にない?)はい」
「週刊新潮」2026年7月2日号 掲載
